Pixel 5初のカスタムROM「ProtonAOSP」登場、駆動時間などを改善
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Google Nexus Pixel
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Googleの最新フラッグシップAndroid端末「PIxel 5」は2020年10月にファクトリーイメージが公開されてからカスタムROMへの期待は高まっていたが、ついに同デバイス初となるカスタムROM「ProtonAOSP」がリリースされた。
Pixel 5のカスタムROM「ProtonAOSP」とは
XDAシニアメンバーkdrag0n氏がリリースしたAOSP11ベースの「ProtonAOSP」は、かなり安定した状態と評価されている。インストールする事でPixel 5の全機能を利用しつつ、もう少しだけカスタマイズしたいというニーズに応えるようだ。
ProtonAOSPが提供する機能は次のようになっている。
- パフォーマンスの向上
- バッテリー駆動時間の延長
- ダークテーマや色、タポグラフィ、ぼかしなどUIの改善
- スクリーンショットの快適化
- カメラやマイクなどのプライバシー強化
- メモリ使用量など「設定」メニューの拡張
- システム通知などのプロンプト削減
上記のほかに、LineageOSの時計や電卓、連絡先、メッセージ、電話といったアプリをインストールできる。
その一方でWi-Fi通話に関して一部の通信キャリア(特にVerizon)で不具合が起こること、Pixel専用の機能が幾つか使えないことが報告されている。
ProtonAOSPはPixel 5を持っていれば、すぐにでも試すことができる。しかし、カスタムROMをインストールするためにPixel 5のストレージをフォーマットする必要があるため、事前にバッグアップの作成・保存が必要だ。
ProtonAOSPのダウンロードと最新ログはGitHubで公開されており、下記XDAフォーラムから確認できる。
Source:XDA