AirPods Proに遮音性を、COMPLY専用チップ購入レビュー(SHURE SE846や耳栓と比較)

公開日: : Apple , ,

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COMPLY AirPods Pro  1

エントリージャパンが延期を繰り返し、ようやく2020年11月21日に発売した「Apple AirPods Pro専用 COMPLY イヤホン チップ」を購入した。

AirPods Pro標準のアクティブノイズキャンセリングに物理的なパッシブノイズキャンセリングを追加できるのか手持ちの高遮音イヤホンや耳栓と比較して感想をシェアしたい。

AirPods Pro専用イヤホン チップ購入レビュー

「Apple AirPods Pro専用 COMPLY イヤホン チップ」は楽天ビックで『お取り寄せ[次回入荷未定]』となっていたが販売ページにある「在庫のある店舗を探す」を選んだところ任意の店舗へ取り置き可能だったことから購入することができた。

記事投稿時点でも取り置きなら購入できる状態だ。

COMPLY AirPods Pro  2

「Apple AirPods Pro専用 COMPLY イヤホン チップ」のパッケージ背面、2020年7月に公開された海外モデルとは異なり図入りの日本語解説が掲載されていた。

COMPLY AirPods Pro  3

製品パッケージは破いて封を開ける仕様となっており、それを開けるとチップを取り出すことができた。

3つの空間に入ったペアのチップは全てMサイズ、ここにSとLを入れたバージョンがあればサイズミスによる購入を狙うより高い確率で2回の購入(1回目は3サイズ版、2回目は自分サイズ版の3つ入り)とユーザーからの支持を望めると思うが製造や管理のコスト削減という理由もあるのかもしれない。

COMPLY AirPods Pro  4

さっそくAirPods Proに装着、取り付けはシンプルに押し付けるだけで終わった。見た目は白と黒のツートーンになってしまったが装備品をアップグレードした感じで気分は良い。

COMPLY AirPods Pro  5

充電ケースにも問題なく入った。標準チップはコンプライのケースに入れて保管することに。

実際に使った感想。

COMPLY AirPods Pro  6

初めてのCOMPLAYに期待が高まりすぎていたのかもしれない。

正直に書くとイメージしていた遮音性は感じられなかった。

Mサイズが合っていないのか、遮音性を高めようと耳の奥にいれると痛くなり、その手間で止めると隙間を感じるといったAirPods Pro標準のイヤホンと大きく変わらない状況だ。そう考えるとMサイズは自分にあっている可能性がある。遮音性は標準チップと変わらないように感じた。

日頃使っているイヤホンが「SHURE SE846」という音楽スタジオでドラムを叩いている環境での使用を想定した写真が掲載されているような高遮音タイプで、それの3分の1で購入できて屋外使用を想定した高遮音が危険にもつながるAirPods Pro+COMPLAYのセットに求めすぎているところも否めない。

以前レビューしたシリコン素材の耳栓「Macks Pillow Soft」が10点満点のうち中間の5点だとしたら、「SHURE SE846」のパッシブノイズキャンセリングは屋内用なので8点になるが、AirPods Pro標準のアクティブノイズキャンセリングは3点、COMPLY専用チップによるパッシブ効果を追加すると耳穴から浮くこともあり2.5点か3点といった印象だ。

仮にLサイズで厚みが増すのであれば耳奥まで入れて試したかったが、Mサイズを触った感じから「SHURE SE846」ほどの密度や厚み、弾力には至らないだろう。この厚みについては、充電ケースに収まるサイズという制約が薄い原因にもなっているように感じた。

騒がしい環境でテレワーク・自宅作業するのであれば耳栓+ヘッドホンまたはイヤーマフ にするか、「SHURE SE846」などの高遮音イヤホンで環境音を流すのが良いだろう。やはり屋外用イヤホンに遮音性は求めない方が良さそうだ。

前回の記事→待望の「Comply for Airpods Pro」パッケージ公開

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