MicrosoftがSurfaceを10/26発売と明記しても正式発表できない理由
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Microsoft Surface
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マイクロソフトは、米証券取引委員会(SEC)への提出書類(Form 10-K)に
Surfaceが「Windows 8」と同時販売を開始すると記載しており
予定通り2012年10月26日の発売は明確のようです。
しかし、マイクロソフトから正式発表がないのは何故か考えてみました。
Form 10-Kとは何か
アメリカの事業報告書の1つで、米証券取引委員会(SEC)向けに作成される文書
日本でいうところの有価証券報告書に相当するそうです。
内容は、事業説明から財務諸表の内訳など詳細まで記載されているとのこと
アメリカでは企業のディスクロージャーへ開示の規則があり
日本より詳細に開示しなければならないそうです。
その書類で「10/26にSurface発売」と明記しているということです。
Form 10-Kで明記して正式発表しないマイクロソフトの思惑
SECに提出したForm 10-K内のリスクとして「SurfaceがOEMパートナーと競合するこ可能性」を記載しているそうです。
7月18日に新OS「Windows 8」を10月26日に提供開始すると発表したマイクロソフト
そして打倒アップルで自社謹製Surfaceは一番発表したい製品だと思います。
7月30日にはタブレット用の新しいマウスとキーボードを発表してますので
相当Surfaceは発表(宣伝)したいと思われます。
そんなマイクロソフトが、SEC提出書類だけでの発表という控えめな応対をみると
長年、歩みを共にしたOEMパートナーへの配慮ということでしょうか
正式発表できない理由を考える
MicrosoftがSurfaceを10/26発売と明記しても正式発表できない理由ですが
surface発売予定の各国のOEMパートナーとの調整がつかないのかも知れません。
もしかすると日本OEMメーカーの反発により「アメリカ等の限定発売」になるかもしれない。
だから正式発表ができないのではないかと勘ぐってしまいました。
世界中のOEMパートナーがマイクロソフトのWindows搭載パソコンを製造してきました。
全く反発がないといえば嘘でしょう
「発売できる国を決めてから、正式発表」なのかも知れません。
GoogleのNexus7みたいに「日本は未発売ですが~」とならないことを祈るばかりです。
個人的なマイクロソフトへの期待
マイクロソフトは、キーボードやマウスを専業のようにクオリティが高い状態でハードウェアを世に出しているイメージがあります。
もちろんWindowsありきのPC周辺機器ですが、マイクロソフトのハードウェアは一定以上の品質があると思っています。
Surfaceは初のマイクロソフト製PCです。
キーボードやマウスとは力の入れ具合が違うでしょうし
今まで培った周辺機器のノウハウが詰め込まれていそうなカバーキーボードも楽しみです。
。。。
何はともあれ、Surfaceを日本でも発売するものだと思って過ごしています。