経年変化の記録アプリ「Photo Diary」と大人の普段着「デニスラ」購入レビュー
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真夜中のガジェッター ライフハック, 製品レビュー
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もともとダイエットや筋トレ、妊婦の腹部を撮影するといった目的でリリースされ、現役モデルやアイドルが使っているとして話題になったという記録カメラアプリ「Photo Diary」。
これをデニム(ジーンズ)の経年変化に使えるのか試したので、大人なデニムスラックス購入レビューとともに記録する。
「Photo Diary」の使い方とデニムスラックス。
変化を記録して比較するためには最初と同じ構図での撮影を求められるが、アプリが以前の映像を透過表示してくれるので撮影者の負担は少ない。
「Photo Diary」の基本的な使い方は次のように説明されていた。
- 写真のグループ名を決め追加します
- カメラボタンから写真を撮影します
- 比較したい画像を選択し、比較ボタンを押します
今回はデニムだけなので直接カメラボタンを押していったが、複数の変化を残す場合はグループを決めておくと良い。
また、写真が複数枚になると「似た構図の写真が量産」されているのに気付く、どれが最初で最後なのか・・・。それに対応するのが「その他メニュー」にある「基準の写真を選択」という機能、これを使うことでベース写真が定まる。
そして、メイン機能「画像比較」が見やすかった。
任意の画像を選んで画像比較ボタンを押すと画像が全面に表示され、下部にあるスライダーを移動させると徐々に画像が入れ替わっていく。
クイズ番組にある少しずつ映像が変わる(下図)といった感じで見ていて楽しい。これが自分のダイエットや筋トレの記録なら大きな励み・ご褒美になるだろう。
初めてのデニムスラックス。
いつ何が起きても大丈夫なように身の回りを片付け、1日1食にしたりとシンプルな暮らしを心掛けている。その過程で存在感あるカテゴリーが「洋服」だ。
数年前からパンツ(ズボン)を2本くらいにできないかと考えていて、次のような条件に絞っていた。
- 作業・汚れに強い、普段着の主役になれること。
- 近所の用事に履いていても違和感のない質感。
- 小旅行(ジャケットなど)にも耐えうるデザイン。
もはや相反する条件という気もしていたが、上記を満たしたと思えるパンツを入手しては項垂れるを繰り返していた。そうして求めていたのは「デニムスラックス」というジャンルだと知る。
丈夫なデニム生地だけど、見た目はスラックス(チノパン?)という「デニスラ」(デニムスラックス)。エドウィンやユニクロが有名で購入レビューも多いが、縫製と質感とデザインとシルエットが好みではなかった。
最終的にアナトミカの左綾デニム トリムフィットパンツ (楽天の販売ページへ)が残った。
このデニムが良いポイントは次のようなところ。
- スキニー過ぎず、ダボダボでもない絶妙なシルエット。
- デニムならではのボタンや装飾がないシンプルさ。
- コットン100%
- 深めの股上
デニムパンツは凹凸や装飾でゴツゴツしたデザインが多く、部屋着としての癒しやジャケットが似合うシルエットとは程遠いことが多い。
その中でアナトミカのパンツはデザイン重視のブランドに多い股が浅い造りでもないため履きやすそうだった。
しかし、新品・中古ともに在庫切れで購入できない。
もうコレしかないというほど欲しかったので数週間は次を探す気力もなかったが、ミッション「理想のパンツ入手」を続けた。
しばらくしてアナトミカのパンツと同スペック、いや岡山産のセルビッチデニム採用などプレミアムなパンツを見つける。それが購入した「BEAMS LIGHTS / セルビッチデニム ノーヨーク スラックス」(楽天の販売ページへ)、ビームス店員の着用レビュー(少し若い感じもするが、革靴とジャケットに合うコーデ)が素晴らしかった。
製品としては、次のような魅力がある。
- メンズでは珍しいハイウエスト仕様。
- 岡山産のセルビッチデニム。
- テーパードシルエットと外側の赤耳の両立させたデニムスラックス
- コットン100%
- スレキ部分に敢えてハイクオリティなブロードを採用。
- 「和」な生地感。
- 定価18,480円(税込)と安い。
アナトミカのイメージが強いハイウエスト、しかも男性向けは珍しい。セルビッチデニムは職人の手織りに近い旧. 式織機という情報はあったので通販でも不良品が少ないと判断。ストレッチなポリウレタンが多い中で綿100%というレトロ感も素敵。なによりも織り方なのか「和紙」のような生地感にやられた。
前背面・裾すべてにおいてジーンズ特有の縫い目(ステッチ)がないため、ジャケットを羽織ったところ大抵のジーンズが残念セレブみたいになるところ、しっくりと違和感がなくて感心した。上図(洗濯1回目)のとおり留め具もシンプルな造りとなっている。
ただ、かなり生地が硬めだったのは残念。その情報がビームス店員の着用レビューに書かれていないのが通販の弱点だろう。岡山産のセルビッチデニムは硬いのが常識なのかもしれないが・・・、とりあえず柔らかくする方法を調べて対処したい。
年甲斐もなく漫画のように両手を上にゴロゴロと回転したが、ほぼボタン類がないので痛くなることはなかった。少し柔らかくなれば部屋着として主役になれそうだ。
別ブログでレビューした「YEANAY」やアナトミカに比べて低価格ゆえの不安もあったが、実物を見る限り何かが犠牲になったという印象はない。
さっそく、「Photo Diary」で撮影した。
スマートフォンのカメラアプリということで映像にチカラはないが、履き込んで洗濯を重ねたときの変化を知るには十分なアプリだと思う。
タフな生地なのに、ジャケットを羽織っても様になるデニスラは大人の普段着として一大カテゴリーになってほしいが、ユニクロが展開していて購入者の経年変化レビューを見る限り、私が求めているモノとは別の製品として定着しそうなのが残念だ。
→成長記録アプリ「Photo Diary」(App Store)へ