「余命10年」の映画と原作小説、プライム対象に
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真夜中のガジェッター Kindle, 電子書籍
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切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、2022年3月には映画が公開、同月時点で小説は80万部を突破した。
そんな原作小説「余命10年」と映画版がAmazonプライムビデオとPreime Readingで配信中、プライム会員であれば無料で視聴することができる。
YouTubeでは映画視聴後に観てほしいという公式動画も公開、そちらについては本文のほうに掲載していく。
<ストーリー>
数万人に一人という不治の病で余命が10年であることを知った二十歳の茉莉。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけはしないと心に決めて生きていた。 そんなとき、同窓会で再会したのは、かつて同級生だった和人。 別々の人生を歩んでいた二人は、この出会いをきっかけに急接近することに——。 もう会ってはいけないと思いながら、自らが病に侵されていることを隠して、どこにでもいる男女のように和人と楽しい時を重ねてしまう茉莉。 ——「これ以上カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」。 思い出の数が増えるたびに失われていく残された時間。二人が最後に選んだ道とは……?
「余命10年」の映画と小説がプライム対象に
「君の膵臓をたべたい」などを観ていたこともあり、命を扱う作品に抵抗があったものの「余命10年」は知っておく必要があったように思う。
好きだ嫌いだ、浮気だ不倫だではなく「余命」によって「大好きだけど、お別れする」という世界線があることを知った。
映画版と原作、どちらも消化に時間はかかるが子どもにも見せたいと思った。
- 映画:124分間で高林茉莉と和人をキチンと大衆向けに映像化した素晴らしい作品。
- 原作:相棒「沙苗」との友情や恋人「和人」が少女漫画のような設定だったり、闘病シーンなど等身大の著者:小坂さんがダイレクトに伝わってきて「高林茉莉」を身近に感じられる作品。
最初から原作を読んでいたら涙腺崩壊により先へ進めない事態になっていたので、映画版を見てから小説版を読んでよかったと思っている。
その後でYouTube公式動画を見ると映画監督の藤井道人さんが小坂さんの生まれた静岡県三島市を撮影場所に選び、VFXを使わずに桜や雪、枯れ葉を撮影していたこと。「茉莉」を演じた小松菜奈さんは共演者から「みるみる痩せていくから心配」と言われるほどの最期へ向けた減量をしていたことも明かされた。
リンク
→映画「余命10年」へ
→原作小説「余命10年」へ
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<ここからネタバレ注意>
1つめは「その後の和人」を記録した主題歌「うるうびと」(RADWINPS)のフルMV。
続いて、小坂さんの母親から手紙を受け取るジャパンプレミアの動画。
次にワーナーブラザース公式チャンネルのネタバレを含む対談動画。