携帯PCゲーム機「Steam Deck」にプレイ判断機能「Deck Verified」が追加
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
Valueは現地時間2021年10月18日、Steam公式モバイルゲーム機「Steam Deck」で事前にプレイ可能か確認できるレーティング機能「Deck Verified」を追加すると発表した。
すでに運用は開始しており、2021年12月の「Steam Deck」出荷開始後も継続するという。
プレイできるか「Deck Verified」で判断。
これまでのゲーム機は据え置き型か、携帯型かの2択だった。
しかし、最近ではVR対応の有無や高解像度への対応、描写能力といったゲーム内容によって特化した性能が求められている。
とくにPCゲーム機は進化が凄まじいため、Steam公式デバイスと言えども全タイトルへの対応は不透明だ。
そこでValueが出した答えがレーティング機能「Deck Verified」。
ユーザーはPCゲームのタイトルを購入する際に「VERIFIED(確認済み)」「PLAYABLE(再生可能)」「UNSUPPORTED(未サポート)」「UNKNOWN(不明)」の4項目で判断できる。
「確認済み」であれば箱から出して、すぐにSteamDeckで楽しめるとしており、その「確認済み」になるための判断基準は次のようになっている。
- コントローラー:完全対応
- 画面:1280×800または1280×720対応、テキストが読みやすいか
- シームレス性:ランチャーがあれば対応し、互換性の警告が表示されないこと。
- システムサポート:protonとアンチチートのサポート
Apple製品とは異なりPCはハードウェアを自由に構成できるためPCゲームが正しく動作するのかという判断しにくいが、Steam公式デバイスの取り組みにより一定の基準が構築されるかもしれない。
ゲーム開発者はDeck Verifiedの審査申請を行うことが可能となっている。
Source : Steam verified