iPhone 14 ProでUSB-C採用か、転送量とEUの存在

公開日: : Apple

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2021年9月から噂されていた次期iPhone(iPhone 14)のLightning廃止説について、新たに転送量の問題からUSB-Cに変更する可能性が伝えられている。

iPhone 14はUSB-C説、再び浮上

iDROPNEWSは独占スクープとして記事を公開し、iPhone 14 Proは3つの理由からUSB-Cになるだろうと報じている。

転送速度

iPhone 14 Proでは4K ProRes録画が継続され、1分間の撮影で6GBという巨大なファイルが作成される。この機能は映像業向けのためPCへの出力が想定され、そこでLightningの転送速度が問題になるという。

Lightningコネクタは2012年に誕生し、USB規格は2.0と古い。

そのため、2時間の4K ProRes動画は720GBものファイルとなり、それをLightningケーブルで転送すると3時間45分かかる。

それに対してUSB-Cを採用しているiPad Proであれば同ファイルの転送は2分38秒で終わるとのこと。

そのことからProの名を持つiPhone 14 Proで高速転送USB-Cが採用されるという。

法的な問題

EUとバイデン政権が全デバイスのUSB-C化を推進しており、EUに至っては罰金を科す準備を整えている。

このことからiPhone 14 ProからUSB-Cを採用し、その一方でローエンドのiPhoneシリーズ(無印iPhone)は2023年までにUSB-Cへ移行していくようだと伝えている。

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環境とコスト

Appleのコアバリューとして環境保護があり、iPhoneがUSB-Cに変わる事で世界中のスマートフォンが1種類のコネクタとなり、環境を含め多くの問題が解決することは幹部も把握しているという。

Apple MagSafe

まだまだ先の話で内部資料などの裏付けもない独占スクープとなっていたが、EUのUSB-C罰金はLightning廃止への大きな力となりそうだ。

また、無線通信の高速化と動画配信サービスの高解像度化によりLightningのUSB2.0規格では対応できないのもわかる。

そして、一時期話題となったポートレスiPhoneの続報は途絶えているが、MagSafe搭載など何か計画が進んでいるようにも見える。

先日より購入レビューを行なっているiPad mini 6もUSB-Cを採用するなど徐々に入れ替えている印象もあるApple製品、USB-Cなら次期モデルで買い換えるというユーザーが増えそうだ。

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ケーブルレスなiPad mini 6、最高かよ!っていう話。

Source:iDROPNEWS / BGR

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