USB-C版「iPhone」誕生、Lightningからの換装・動画
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世界初のUSB Type-C搭載iPhoneを誕生させたとしてKenny Pi氏がYouTubeに動画を投稿して話題となっている。
USB-C版「iPhone」の動画
先日iPad miniがUSB-Cに対応したことで話題にもなったが、未だにiPhoneシリーズはLightningポートを継続している。
そこでKenny Pi氏はiPhone XをLightningポート(C94コネクタ)をリバースエンジニアリングしてUSB-Cポートを備えた独自のPCBを作成。次にプロジェクトの回路図を設定しテストを行い、最終的にiPhoneの筐体に収まるようにしたという。
さらに同氏はUSB-C換装の具体的な説明を行う動画を撮影中だとしている。
しかし、その動画を閲覧した誰もが成功できるとは限らないと海外メディアは伝えており、その理由として同氏が電子工学に明るく、スイスのロボット工学における修士号を取得していることに触れ、相当のスキルと知識が必要だと続けた。
それでも同氏のように新しい道を開拓できる人もいれば、それを普及させるのが得意な人や商売にする修理業者もいるため、解説動画の公開による影響があるのかも興味深い。
なお、Appleは筐体に改造を加えた場合の修理は保証対象外となっているため故障した際は、高額な修理代もしくは修理不可として対応してもらえない可能性がある。
EUでは2021年9月に全てのモバイル端末のポートをUSB-Cにするという法案を提出しており、時が解決するのを待つのが良さそうだ。