LogicoolマウスをQi充電仕様にカスタマイズ、感想。
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
はじめに感想を書くと「Qi充電マウスって便利」となる。
アマゾンから届いたQiレシーバーをLogicoolの充電式トラックボールマウス「MX ERGO」へ差し込み、Qi充電器の上に置くとLEDランプが点灯して充電を開始した。
画像:ワイヤレス充電中のMX ERGO、底面のQiレシーバーは小さく姿は見えない。
この記事では実際にマウスの底面にQiレシーバーを装着して「実用的なのか」「サイズ感は?」といった内容をレポートしたい。
LogicoolマウスがQi充電で復活。
今回もわかりやすいであろうQ&A方式でレポートしたい。
Q.充電はスムーズに行えるか?
A.QiレシーバーとQi充電器を中央で合わせるのに慣れればスムーズに充電できる。当然コイルの位置から離れると充電できない。
Q.パーツに問題はないか?
A.1300円と格安だったがiPad mini 6のQi化で成功したブランドだけあって問題なかった。
Q.マウスの操作に支障はあるか?
A.トラックボールマウスはマウス本体を動かさないので操作に支障はない。
Q.底面の安定感は?
A.コイルのカバーで底面が少し滑るようになったが、トラックボールマウスなのでマウス本体を横滑りさせるクセでもない限り問題ないと思っている。また、コイルを中心に少しグラグラするところが気になるかもしれない。
Q.底面の対策はあるか?
A.底面に弾力のある素材を貼ったり足を追加するといった細工を施すか、そもそもQiレシーバーを貼り付けずにMX ERGO特有の金属板の上に乗せてしまうのも良い。見た目は少し気になるかもしれないが、操作に影響はなく、底面も初期状態を維持できる。ワイヤレス充電する時だけ動かすイメージ。
Qiマウスとのサイズ感は?
A.microUSB仕様のスマートフォン向けQiレシーバーは小さいため、予想通りパーツの一部を折り曲げたりすることなくピッタリと収まった。
画像:Qiレシーバーを差した底面、microUSB時代のスマートフォン向けのため程よいサイズ感。
Q.何か買い足すモノはあるか?
A.低出力でも良いのでデスク用にフラットなQi充電器が欲しくなった。先日のレビュー画像を見ていただくとわかるが、15Wの高出力を優先したため円形で凹凸のあるデザインで置く端末を選んでしまう。
マウスでQi充電した感想。
先日、iPad mini 6のQi充電が実現した時の繰り返しになるが「なぜQi充電マウスが普及しないのか」と思う。とくにマウス本体を動かさないトラックボールマウスとの相性は抜群だ。
一部メーカーからワイヤレス充電マウスは販売されているが、Qi充電器が本領を発揮するためには小さなQi対応製品が多く存在しなければならない。
そうではない現状ではケーブル直挿しに比べてメリットがないと見られているのだろう。
その中には「無線マウス+Qi充電器=有線マウス」という誤解もあるはず。
Qi充電器は、デスクに置いておけばスマートフォンやタブレットにイヤホンなどを使いながら順番に充電できるため、ケーブル難民にとってはシンプルライフを感じられるハックになるだろう。
充電式マウスは忘れた頃に電池切れとなり、その都度しっかり困る製品なので気軽に充電できるQi規格に対応してほしいジャンルだ。
上図の通り、Qiレシーバーを装着してもmicroUSBコネクタが塞がっているくらいしか変化は感じられない。
あとは席を立つ際、iPhoneやAirPodsをQi充電器から取り上げたら、そこへマウスを置く習慣をつけることで電池切れの心配はなくなりそうだ。
先程のQ&Aに書いた通り、ベースとなるQi充電器の形状が使い勝手に大きく影響してくるため、デスクに合うQi充電器が欲しくなった。
何か良いアイテムがあれば順次レポートしていきたい。
→今回レビューしたアイテムのAmazon販売ページへ