月20GBが8ヶ月間ほぼ0円か、NUROモバイルの2万円キャッシュバックを計算する。

公開日: : モバイル通信

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ソニーネットワークコミュニケーションズは2022年3月1日、LINEやTwitterなどは通信カウントフリーで翌月繰越に対応した月間20GB(超過時は最大1Mbps)にアプリ不要で通話半額となる音声通話SIM「NEOプラン」において2万円キャッシュバックするキャンペーンを開始した。

NEOプラン(月額2,699円)は契約手数料と初月が無料のため、7ヶ月間に対して2万円が口座振込されることから実質0円に近い形で提供しているように見える。

同キャンペーンについて注意点やキャッシュバック月までの最終金額などを計算したので記録する。

NUROモバイルが2万円キャッシュバック中

今回キャッシュバック対象となっているNEOプランは2021年10月29日に発表され、11月1日より提供を開始したNUROモバイルの主力回線となっている。

対象SNSサービス利用時に通信量がカウントフリーとなる「NEOデータフリー」や20GBを超過した後でも最大1Mbpsの速度で通信できるといった詳しい特典は発表記事に譲るとして、この記事ではキャッシュバックによる最終的な維持費をみていきたい。

画像:NUROモバイル、月20GB+SNSカウントフリーな「NEOプラン」発表・超過後の速度などより

2万円キャッシュバックは得か

NEOプランの月額料金は2,699円で、初月は0円となっている。

キャンペーン特設ページにある「キャッシュバックの受け取り方法」によるとキャッシュバック受け取りの流れは以下の通り。

  • 利用開始月を除く8か月目の15日に「ご利用者向けページ」に受け取り専用ボタンを表示
  • 専用ページにて振込先の情報を入力(キャッシュバック受け取り期間:45日)
  • 最短1営業日で指定口座にキャッシュバック金額が入金

キャッシュバック受け取り期間が45日もあるので契約してから8ヶ月目の月末になって思い出したとしてもキャッシュバックを受け取れるのは良心的と言えそうだ。

次に注意点を見ていこう。

  • お試し(0.2GB)、バリュープラスVS(3GB)・VM(5GB)・VL(10GB)プランは対象外。
  • エントリーパッケージ申し込みは対象外。
  • キャッシュバック受け取りタイミングまでに申し込み時のデータ容量を下回るプランへ変更した場合、特典は適用されない。
  • 別途、ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料が発生。音声通話とSMS、オプション・サービスを利用すると都度利用料金が発生。

特に注意すべき箇所は上記の3つめにあるプラン変更だろう。

キャッシュバックを受け取る前にバリュープラスなどデータ容量を下回るプランへ変更すると特典が消滅してしまうので、決して「キャッシュバック受け取り後に忘れそうだから事前にバリュープラスへ変更」といったことはしないよう注意したい。

また、キャッシュバックのFAQに最低利用期間について注意書きもあったので公式の「よくあるご質問」で調べたところ1ヶ月となっているようだ。(日割り計算はしないという意味と思われる。)

費用と還元スケジュールの話。

はじめに8ヶ月目までにかかる費用を計算する。

NEOプランは初期費用0円・初月0円のため、MNP利用時に転出元で発生する費用だけとなりそうだ。
今回のキャンペーンは新規も対象としていることから新規契約を前提として各社で金額が変わるMNP転出料金は計算に含まないので注意してほしい。

  • 月額2699円x7ヶ月分(初月0円+通常7ヶ月=合計8ヶ月)=18,893円
  • キャッシュバック:▲20,000円
  • 収支;1,107円

ここで先ほどの8ヶ月目の15日にキャッシュバック受け取り手続きが開始されてから受け取り完了までプラン変更は不可という記述があるため追加で1ヶ月分の2699円が必要となるのかが重要なポイントとなる。

そこで公式FAQ「解約したい」ページを見たところ、どうやら「解約は月末(日割りなし)」となっているようだ。

そのため、8ヶ月目の15日にキャッシュバック申し込みボタンが表示され次第、すぐに手続きを行えば最短で翌日には口座へ振り込まれるため解約可能、維持費0円となる可能性が高い。
(他の要素としてMNP転出料や必ず発生するユニバーサルサービス料があるため0円になるかは状況次第で変わる)

以上のことから、月額20GB(超過時は最大1Mbps)を8ヶ月間0円(月0円)で利用できるキャンペーンと言えそうだ。

その後はNUROモバイルのバリュープランへ変更、もしくは基本料0円の楽天モバイルかpovo 2.0に移行するのが無難かもしれない。

今回は月額20GB(超過時は最大1Mbps)という主力回線を維持費0円(8ヶ月間=0円)で利用できるという内容からソニーが広告費用という感覚で展開しているキャンペーンという印象を受けた。

数年前のキャッシュバック料金が給料を超えたというMNPの達人や、携帯電話の営業マンが個人で月200万〜400万円の成功報酬を受け取るなど携帯電話業界が怪しく盛り上がっていたバブル期に比べると控えめに見えてしまうが、月額料金が抑えられ広く、浅く、正常になってきたのかもしれない。

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リンク:NEOプランのキャッシュバックページ

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