自作スペーサーで単3を単1にした話。
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ガスコンロの電池ランプが点灯して単1電池が切れかかっているため、下記の有り物3つで単3電池用の単1スペーサーを自作した。
- 段ボール
- セロハンテープ
- アルミホイル
参考資料の検索から完成までの所要時間はブログ用の撮影をしながら15分程度、ネット注文よりは早いだろう。
主に動画を参考にするだけで完成するが、注意ポイントもあったので補足として記録したい。
有り物で、自作スペーサーで単3を単1に。
数年前に100円ショップやAmazonでスペーサーを購入していたが単1電池を使う機器を排除した際に全て手放していた。しかし、昨年に引っ越したばかりの新築マンションにあった新しいガスコンロが落とし穴だった。
ガスコンロは単1電池が必要で、そこには「お試し用乾電池」が入っていたのだ。
一体なんなんだ、「お試し用乾電池」って。
どこで手に入るんだ。
使い古しの乾電池のラベルを交換したのかい。
どうせなら余っている単3充電池を使いたいのでスペーサーを自作しようと思い、ネットで検索すると下記の動画が見つかった。基本的に同じことをすれば自作スペーサーは完成する。
上記の動画は2分24秒と非常に短く、必要最低限の尺で的確に教えてくれる素晴らしい内容だった。2011年3月からあるのに4,424回しか再生されていないのが不思議だ。
その通りに作成したところ、実際に作業しないとわからない注意点があったため補足したい。
まず、動画では案内されていない作業手順を書き出す。
- 段ボールを幅5.6センチにカット。
- 単3電池に段ボールを巻いてセロハンテープで固定。
- 単3電池のマイナス側に空いた隙間へアルミホイルを入れて完成。
上記のうち「1」では段ボールの厚みによって長さ(幅ではない)に注意したい。
今回は梱包用で薄い段ボールを26.5センチの長さで巻いたところ直径29mm程度となり、目標である単1の直径34.2mmより大幅に細くなってしまった。
しかし、ガスコンロの電池ケースに入れたところ問題なく動作したので段ボールは追加していない。
動画でも言及されているが太すぎると懐中電灯などから抜けなくなるらしいのでガスコンロのような置くだけの電池ケースであれば細い分には問題ないと判断した。
「2」のセロハンテープについては段ボールを単3に押し付けるように巻くと戻る力が強くテープを破るので上下2つにわけるなど工夫した方がよい。
次に「3」のアルミホイルを入れるところが動画のようにうまく入らなかった。
単1スペーサーの2つめを作成するときに見つけた方法を書いておく。
単3を抜いた段ボールに細長くしたアルミホイルを入れ、その上からジューサーで押し潰すように単3電池を入れていくと面白いくらい綺麗にはまった。
これは地味に気持ちがいいので試してほしい。
アルミホイルの代替えとして10円玉を使っている自作スペーサーもあったが、お金には別の方面で働いてほしいのと柔軟に形を変えられることからアルミホイルを使っている。
「単3スペーサー 自作」と検索して動画はすぐに見つかり、そのまま必要な材料を集めて切ったり丸めたりして2つのスペーサーが完成するまで撮影時間を含めて大体15分程度だった。
この記事を書いているのが30分〜40分ほどなので文章を書くよりは遥かに楽だ。
あっけないくらい簡単なのでネットショップで注文する手間、ポスト回収の手間、届かないトラブルのリスク・労力、余った単1電池の保管場所+使うときに見つからないと探す時間、単1電池が切れた時に廃棄する手間を考えると単3用の単1スペーサーは自作で十分だと思った。
記事を書き終えてからAmazonで検索したところ、スペーサーは2つ入りか4つ入りがあり、単3を2つ入れて単1を実現できるタイプが2個241円(Amazonへ)で販売されていた。レビューを見ると不具合も報告されているので注意。今回と同じようにガスコンロ用に購入したという投稿もあった。
災害時などに役立つスキルとして覚えておくのも良さそうだ。