7型ドンキPC「NANOTE」は買いか、新旧スペック比較。
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2020年から毎年4月になると発表されるドン・キホーテの7型ノートパソコン「NANOTE」(ナノート)シリーズも第3弾となり、一気に実用的なスペックとなってきた。
ついにSSDまで搭載したということで昨年2021年4月に発表された「NANOTEP8 UMPC-02-SR」と昨日発表された「NANOTE NEXT UMPC-03-SR」のスペックを比べていきたい。
NANOTEの新旧スペック比較。
はじめに新旧モデルで変化がない仕様を見ていきたい。
共通スペックをチェック。
2機種ともディスプレイは7インチで解像度1920×1200のIPS、10ポイントマルチタッチ 静電式は変わらない。ヒンジが約360度回転する仕様も同じだ。
次に本体サイズ181mm×113.6mm×19.6mm、重量560gも変化はなく、どちらも品番の最後にシルバーとあるため色も同じ、そのため筐体は第2世代を流用したと思われる。
同じ筐体ということでインターフェイスもまたType-C端子/USB3.0端子/microHDMI端子/3.5mmイヤホン端子/スピーカー(×2)/マイク/microSDカードスロット(256GBまで対応)と変わらない。
また、カメラの0.3MPとバッテリー容量も7.6V/2050mAhで約7時間駆動と同じだった。
通信もまたWi-Fi:802.11 b/g/n、Bluetooth:Ver 4.0のまま、802.11acやBluetooth 5.0には対応していないので注意。
メモリもRAM8GB LPDDR4で維持となった。
そして、最後の共通項目はOS「Windows 10 Home」搭載だった。
ここからは新旧モデルの違いを見ていきたい。
新旧モデルで変わったこと。
まずCPUが第2世代の「Intel Pentium N4200 1.1GHz (最大2.4GHz)クアッドコア」に対して第3世代は「Intel Pentium J4205 1.5GHz (最大2.6GHz)クアッドコア」へとアップグレードされていた。
しかし、内蔵グラフィックス「Intel HD Graphics 505」は変わらないので映像処理能力に変化はない。
次に第3世代で目玉スペックとして取り上げられているストレージは64GB eMMCから一気に64GB SSDへと進化した。CPUとRAMに比べてボトルネックとなるストレージの底上げは体感速度を大きく向上させるだろう。
そして、価格は第2世代29,800円から32,780円に値上げされている。
ちなみに付属品が一部異なる可能性がある。
第2世代にあった「microHDMI-HDMI変換コネクタ」の記載が第3世代ではなくなっている。これは記載漏れの可能性もあるが・・・。
感想・まとめ
第2世代ではメモリが倍になり、第3世代ではストレージが強化された。
メモリ8GBはブラウザで複数タブを開くユーザーであれば必要最低限とも言える仕様だが、今回は新たにWindows 10のあるシステム領域を含めたディスクがeMMCからSSDへ変わったことで全体的な体感速度が一気に向上するするだろう。
価格は3000円ほど値上げとなったが希少な7インチPCとして価値ある製品になったという印象。
記事「ドンキ、売上1億円を超えた「チューナーレス スマートテレビ」再入荷を発表」を振り返るとドン・キホーテは消費者がほしい製品を掴むのが上手な印象、今後の展開が楽しみだ。
<これまでのNANOTE発表記事>
第1世代(2020年4月):ドンキ、19,800円の7型ノートPC「NANOTE」発表・スペック・発売日
第2世代(2020年4月):ドンキが7型UMPC「NANOTE P8」発売、スペックの違いと価格
第3世代(2020年4月):ドン・キホーテが32,780円の7型ノートPC「NANOTE」発表、スペック・発売日
最新モデルの在庫状況や仕様詳細は下記リンクより確認できる。
リンク:ドン・キホーテ楽天市場