長期サポートの無音カメラアプリ『OneCam 2』は買いか、購入レビュー

公開日: : Apple ,

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毎日更新しているアプリセール記事で取り上げる際、できる限りApp Storeやブログのレビュー、SNSの投稿で悪質なアプリではないか調べるようにしている。
(体調不良や寝不足で朦朧としていなければ・・・。)

その中で『OneCam 2』のレビューは印象に残っていた。

10年や13年も愛用しているというユーザーの声があったのだ。

その理由は小まめなアップデートを長期間に渡って行ってきたことだろう。

日本版iPhoneは撮影時にシャッター音が鳴るように設定されているためカメラアプリの「無音撮影」は重要な機能。そのため、多くのカメラアプリが名称に「ミュート」や「無音」を採用していたが、2022年4月時点のApp Storeを見ると大抵4〜5年前のアップデートを最期に更新を終了、例えインストールできても撮影音が鳴ったり、過去の購入履歴から辿っても配布終了(アクセスさえできない)となっていた。

つまり、多くのカメラアプリがiOSアップデートについていけず(無料も含めて)購入者を放置していた。

そうなると10年前からユーザーの求める機能を提供し続ける『OneCam 2』に賞賛の声を上げる気持ちもわかる。

せっかくのキャンペーン価格なので4月15日にアプリを購入、4日ほど使用した感想をシェアしたい。

無音だけではないカメラアプリ、OneCam 2の話。

はじめに多くのユーザーが求めている「無音撮影」機能について、手持ちのiPhone SE 2でマナーモードに切り替えたところシャッター音が消えていたことを報告したい。

よくあるカメラアプリの設定画面から操作して「無音撮影」に切り替えるのではなく、物理スイッチのマナーモードで切り替えられるため、音量ボタンによる撮影機能も合わさってコンデジのような感覚で撮影できた。

  • マナーモード:撮影音のミュート切り替え
  • 音量ボタン:シャッター・撮影

毎日アプリセール記事を書いていると1000円以上もする人気カメラアプリが無料になることもあり、結構な数のカメラアプリを持っているが、その中でも設定画面は見やすい方だと思う。

  (図0)いくつかのカメラアプリは落ちたり、保存できなかったり・・・。

画面デザインは、いわゆるプロ向けと言われる「ProShot」など多機能を見やすくするための無機質タイプではなく、多機能ながら日本らしい厳選した親切設計で収めたという印象。そのため「ProShot」等にある「M」「AV」「P」「U1 / U2」の切り替えや「RAW保存」といったコンデジに迫ろうとする機能はない。

それでも図1の左下にはシャッターから最大1秒後に撮影できる手振れ補正タイマー機能の設定などが初めてでも見つけやすくなっている。

  (図1)OneCamの設定画面。

他にもオリジナルの壁紙を撮影できる全画面写真機能、写真の左下に日付を書き込める機能も用意されている。

先日、予想以上の反響をいただいたGR3x検討時に書いたiPhoneとの使い分けを書いた記事の想定に合うカメラアプリは「OneCam2」だと思った。

単焦点+APS-C+最小コンデジ「GR3x」の魅力は35ミリ判換算/約40mm相当で気軽に撮影できるところ、それ以外は撮影ボタンを押してから手振れ防止で1秒後に無音でシャッターを切ってくれる「OneCam」に任せたい。

紙の文書や外出先の簡易地図、バス停の時刻表などメモ代わりの撮影で活躍してくれるだろう。

  (画像)iPhone SEをコンデジ化、MagSafeで着脱簡単より

OneCamを購入して良かった点は優しいUIながら実は多機能、操作も比較的シンプルなので迷わない。何よりアップデートしないカメラアプリの多さを知っている身としては開発者のアップデート実績は大きな安心材料となっている。

それぞれ必須とするカメラ機能は異なるため「必ず購入すべき!」とはならない。

しかし、「無音で静止画を撮影」で「手振れタイマー」という機能を長期的にサポートされる可能性が高いカメラアプリというだけでも私には十分「OneCam」を購入する理由となった。

iPhoneのカメラ撮影に機動力を求めている場合、アプリ候補の1つとして推奨させていただく。

前回→通常370円が150円に、無音撮影から画像編集まで対応『OneCam 2』などiOSアプリ値下げ中 2022/04/15

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