CIOが極薄2ポートUSB充電器『NovaPort SLIM 65W』発売、クラファン形式と保証について
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周辺機器 CIO, クラウドファンディング
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株式会社CIOがクラウドファンディングサイト”Makuake”経由で薄さにこだわった最大67W出力に対応し、2ポート同時でも合計65W出力が行えるというUSB充電器『NovaPort SLIM 65W』(型番:CIO-G65W2C-S)を発売した。
CIOのNovaPort SLIM 65Wとは
はじめにCIOが同アイテムの特徴を3つに絞って掲載していた。
- 14mmの極薄設計!65W高出力でノートPCなど、あらゆるデバイスを充電可能。
- USB TYPE-C×2ポート搭載で、2台同時充電も可能。
- 電力を自動で振り分ける『自動振り分け機能』搭載。最適な電力を判別して充電!
コンセントプラグが折りたたみ式で厚み14mmを実現しているため、携帯用USB充電器としては使い勝手が良さそうだ。
またデモ画像でも紹介されているように2ポート合計65W出力に対応してるため、2台のMacBookに電源供給が可能。
さらにコンセントポート塞ぎがち問題も考えられている。
以前から何度も書いていて恐縮だが小型USB充電器が何故かスリムではなくブロック型に進化していて使い勝手が悪かったが、CIOのようなメジャー企業が舵を切ってくれると有り難い。
他には単ポート最大67WということでGaNチップ採用であること、筐体表面はシボ加工で傷を目立たなく、CIOロゴは光沢があるアルミ製を採用、筐体に突起物をなくしたことでバッグへの出し入れでも引っかからない・傷つけないという。
価格とクラファンの保証について
CIOの『NovaPort SLIM 65W』(型番:CIO-G65W2C-S)は定価5980円。
記事投稿時点で4980円(定価17%OFF)が最安値となっており、配達予定時期は2023年4月ごろとのこと。
また、量産効率の向上などにより正規販売がスタートした際に定価より安くなる可能性があること、発売までにデザインが一部変更となる可能性などが記載されている。
Makuakeの保証について
Makuakeのヘルプページ(Makuakeへ)を見るとクラウドファンディングながらプロジェクト中止になっても実行者に対してサポーターへの応援購入金相当額を返金するよう案内している。
クラウドファンディングなので最悪のケースでは投げ銭となってしまう可能性はあるが、海外サイトに比べると安心できる。
CIOはアマゾンや楽天にも出店していることから出資金目的の行動は取らないと思うのでMakuakeの中でも信頼できるプロジェクトと言えそうだ。
クラウドファンディング方式は、Amazonなどとは異なり発売延期や仕様変更してもクレームになりにくく、物珍しさもあって広告費を浮かせられるなど事業者側のメリットが大きいリリース形式のため、それに気づいた企業が続く可能性もある。
実際、記事投稿時点で応援購入総額は1000万円を突破している。
これが楽天CIO店やAmazonで普通に発売していたら、同社が目標金額として掲げた30万円に届かないくらいしか購入されていないはずで、それが正常だと思う。熱気を利用した上手な販売だ。
小規模事業者・スタートアップは、楽天やAmazonに出店するのではなくYouTubeやSNSで情報発信+クラウドファンディングでゴールを目指すのが良さそう。
ちなみに、購入者側のデメリットとしては発売アナウンスから1ヶ月や半年後に入手となるため先に金銭だけ負担するケースが増えること、プロジェクト中止リスクがあること、量産後に改善版や安くなる可能性があること。
リンク:Makuake