Pixel 6aとiPhone12miniでカメラ対決、ボケ具合とズーム撮影

公開日: : 最終更新日:2023/03/10 Google Nexus , , ,

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新たに入手したPixel 6aのカメラ性能がよかった。

Pixelシリーズのカメラ性能は、以前より海外で高評価という話を取り上げていたので「情報」としては知っていたが、Pixel Aシリーズなので期待はしてなかった。

しかし、試しにiPhone 12 miniと同じ構図でサクッと撮影したところPixel Aシリーズでも十分に戦力となり得ることがわかった。

この記事では手持ちのiPhone 12 miniと一緒に最大まで拡大したデジタルズーム撮影やボカシ機能の自然さ、そしてブログ用に画像圧縮しても違いはあるのかを含めて確かめていく。

Pixel 6a vs iPhone12mini、カメラ対決

記事冒頭の画像はPixel 6aで撮影したGoogle Playギフトカード、今回の撮影は三脚など固定ツールを使わず撮影しているので手ブレ補正の性能も含め記録していく。

なお、記事中の写真は1〜4MBのJPG出力した画像で、そこから更に画像圧縮ソフトを使い30〜40KBまで大幅にファイル圧縮している。

これをすることによりブログ読者の回線に負担をかけずに映像を届けられる。

この極端な画像圧縮でも違いがあるのか、という点も重要だ。

ボカシ機能、ポートレート撮影を比較する。

はじめに室内撮影で部屋が散らかっていても気軽に撮影できる便利なボカシ撮影機能をチェックしていきたい。

先攻はiPhone 12 miniの標準設定で撮影したポートレート撮影。

手間のスツールはチークの木目もはっきりわかり、奥に見えるベランダの木目は見えない程度にぼやけている。

次にPixel 6aの標準設定によるポートレート撮影。

iPhone 12 miniと画角が異なり、2枚とも未編集なので明るさにも違いがあるため、ほぼ同じ位置から撮影しても出力結果が大きく異なっている。

これはJPEG加工処理の話になってしまうが、上図のPixel 6aはチーク材のリアルな色味が表現できているように感じて好みだった。

話を撮影能力に戻すと、Pixel 6aはスツールの木目が鮮明で凹凸さえ感じられる。

ボカシ具合も自然で一眼レフに近い印象を受けたが、それ以上にスツールの奥側と床・ベランダとの境界線がiPhone 12 miniに比べてクッキリしているのが良かった。

ボカシの強さを求めるときはiPhoneのほうが標準設定で強めに設定されているように感じた。

しかし、いずれもフォト編集でボカシの強弱を変更できる変ので優越というより好みの問題になりそうだ。

ズーム撮影、デジタルズームの違い

次はズーム撮影機能を試していく。

ここで注意すべきはPixel 6aは最大7倍、iPhone 12 miniは最大5倍のデジタルズームという点。

いずれも文字がぼやける手前まで近づき撮影したが手ブレが発生してしまったのでデジタルズームを最大にして撮影するときはスマホ三脚などが必須だと思う。

そのため、スマホ三脚を使わないで最大デジタルズームにて撮影した手ぶれ感も合わせて伝えていくことになる。

今回も先攻はiPhone 12 mini、最大5倍のデジタルズーム撮影。

さすがiPhoneの手ブレ補正機能といった印象。

それでも、しっかりとブレてはいるがブログ記事用に27KBまで圧縮したJPGファイルであればリーク画像並みに耐えられる映像といったところ。

今度はPixel 6aの最大7倍のデジタルズーム撮影。

さすがに手ブレは目立ってしまうが、ここまで至近距離の撮影ができるスマートフォンがキャンペーンとはいえ実質3万円台で気軽に購入できるのは興味深い。

もちろん本丸はアプリ「レコーダー」なのだけれども。

撮影中、本体を僅かに動かすと手ぶれ補正機能によりカメラレンズがグルングルンと後追いで移動するので少しずつ目まで回ってきたが、こちらも三脚で安定させることで大抵のニーズを満たせるズーム撮影が行えそうだ。

感想・まとめ

正直なところ、Pixel 6aのカメラが良いと思った。

それはカメラ性能だけでなく、JPG加工の色味、編集機能を含めた3点いずれも使いやすく、出力後も満足できたという意味。

この記事では、静止画撮影の全機能を試したわけではないので優越を決めることはできない。

トリッキーな撮影や特殊な技術を使いたいといったユーザーにとって今回は意味のない比較となってしまうが、一般的な「ボカシ」「ズーム」で撮影したいときに”どんな画になるか”が伝わり、参考資料の1つとなれば幸いだ。

これまでイメージセンサーの大きい高級コンデジを長く使うつもりだった。

しかし、Pixel 6aとiPhone 12 miniという最上位機種ではない2機種でも実用的な撮影能力があり、リアルタイムの高度な編集機能も考慮すると、それを手放す時期なのだと思わされた。

2023年5月開催が発表されたGoogle I/O 2023でハイミドルと噂される「Pixel 7a」が発売されるなら迷わず購入したい。

続き→Pixel 6aの保護ケースを印刷、PLAとTPUで比較 #3Dプリンター
前回→Pixel 6a開封レビュー、新生活応援の中身チェック

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