筆圧ペン11型「Pixel Tablet」は買いか、64bitアプリ制限や実質56,800円・特徴ほか

公開日: : 最終更新日:2023/06/01 Google Nexus ,

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Googleは日本時間2023年5月11日午前2時より開催したGoogle I/O 2023にて最新タブレット「Pixel Tablet」を発表した。

Pixelシリーズで初めて筆圧検知スタイラスペンに対応するほか、スマートディスプレイとして機能する充電スピーカードックが付属するといった特徴がある。

その実質価格は56,800円(定価79,800)、タブレット端末として買いなのか特徴と使い道から考える。

「Pixel Tablet」は買いか

はじめに一般的なAndroidタブレットにはない「Pixel Tablet」の特徴を箇条書きにしていく。

  1. Pixelスマートフォンと同じTensor G2を搭載
  2. Pixelスマートフォンと同じカメラ編集機能あり
  3. 充電スピーカーホルダー付属(マグネット充電)
  4. 「ハブモード」でNest接続のスマートホームデバイスを管理
  5. Google Castを内蔵した初めてのタブレット
  6. USI 2.0 タッチペン対応

上記4「ハブモード」では次のようなことができるという。

Google Nest Doorbell と Google Nest Cam を接続しておけば、Google Pixel Tablet のホームアイコンから、玄関の様子を一目でチェック。パーティー用に頼んでおいた荷物が来たら、手元ですぐに確認できます。

次にUSI 2.0 タッチペン。

製品ページで追加購入できると案内している充電スピーカーホルダーに対してペンへの言及はなく、別売りケースにさえペンホルダーはない。

手書きをしている製品画像も見当たらない。

また、Google Castのように「Castを内蔵した初めてのタブレット」といった文言もないことからペン機能を重視していないことがわかる。

そのため、Chromebook向けサードパーティ製スタイラスペンを使うことになりそうだ。

(画像)Pixel TabletはUSIペン対応か、リークまとめより

実質価格と特典を知る。

Pixel Tabletに噂されていたProモデルは存在しない。

そうなると新生活応援キャンペーンなどでエントリーモデルとしての大幅値引きは期待できない。

また、Pixel 7aとPixel Tabletは米国価格499ドルであるのに対し、日本ではPixel 7aが62,700円、Pixel Tabletが79,800円と差を付けている。

これは安売りする気がないようにも映る。

それでも発売記念として1.3万円のGoogleストアクレジットを配布中、実質価格は次のようになっている。

  • Pixel Tablet 本体価格:79800円
  • Pixel6aやPixel7aの購入特典:▲10,000円
  • 次回使える購入特典:▲13,000円
  • 実質価格:56,800円

上記の「Pixel6aやPixel7aの購入特典」は文字通りPixelスマートフォン購入者に付与される1万円のストアクレジット。

Tensor G2で32bitアプリを使えない可能性があるなどクセの強いPixel Tablet、いきなり購入する強者は少ないと思うのでPixelスマートフォン購入を前提で計算した。

実質価格の流れを文章にすると、Pixel Tablet注文後にクレジットカード会社から69,800円が請求され、発送と同時に13,000円分のGoogleストアクレジットが発行される。

この流れから実質価格は「有効期限の1年以内に13,000円分のGoogle製品を購入予定」という但し書きが付いてくる。

Googleストアの特典は上記だけではない。

  • Google Oneを3ヶ月間無料(月額250円〜)
  • YouTube Premium 3ヶ月間無料(月額1,180円)

もし上記サブスクリプションを契約している場合、支払額を3ヶ月分ずつ差し引くことができる。

以上、Pixelスマートフォン購入特典が手元に残っていてYouTubeなどGoogleサブスクリプションを契約中、かつ1年以内にGoogleデバイスを購入する場合は「Pixel Tablet」が実質価格53,000円ほどで購入できる。

Pixel Tabletは買いか

GoogleのタブレットはNexus 7から始まり、Nexus 9など何度か購入してきた。

初代のNexus 7はコストパフォーマンスが優れていたものの後発はすぐに使わなくなった。

それは恐らくオンリーワンの機能がなかったから。

今回のPixel TabletはGoogleタブレットとして初めて明確なオンリーワンの要素を盛り込んではいるが、iPadをはじめ他の製品が歴史を重ねた機能への初挑戦ということでメリットを感じられなかった。

自分の視野が狭いのかもしれないが、ワクワクを見つけられなかった。

充電スピーカーホルダーが価格を高くした理由かもしれないが、そもそもスマートスピーカー製品はAmazon Alexaで話題となったプライベートな会話など集めることが目的だと思うので正直なところホルダーは「企業側の都合」と感じてしまう。

やはりPixel Tablet単体で販売してほしかった。

それが無理でもPixel Tablet使用中、充電スピーカーホルダーが単体でNest Hubとして機能するなら印象は変わっていたと思う。

もちろん、Pixel 7aを注文したから見送るというわけでもない。

QualcommならARM版Windowsという抜け道も模索できるが、Tensor G2という専用SoCなので有志がカスタムROMを制作しても長期の無償アップデートは期待できないのでオモチャとしても難しい。

その一方で「USI 2.0タッチペン」がクリスタなどで動作するという希望もあった。

しかし、先日6,980円で購入したワコムペン+充電ドック+防水IPX8+MIL規格準拠の「Arrows Tab Q508/SE」(レビュー記事一覧へ)はクリスタが使えて、風呂タブレットとして使えてしまっている。

それはキッチンに持ち込んでいたM1 MacBook Airだけでなく、バスルームへ連れ込んでいたiPadやFire HD 10 Plusの出番を奪う活躍ぶり。

本記事でPixel Tabletの新たな魅力を発見できると期待したが、「Arrows Tab Q508/SE」で簡単なお絵描きからChrome拡張機能によるYouTubeやアマプラの倍速再生など多くのことをこなす姿の前では色褪せてしまった。

充電ドックがあり、USB-C充電にも対応している。

Windows 11搭載PCに求める高い生産性はないものの、軽い事務作業やAndroid等で行うコンテンツ消費活動であればゲームをしない限り「Arrows Tab Q508/SE」で十分。

かといってゲームやアプリを楽しむならPixel 7シリーズと同じく64bitアプリだけが動作する可能性の高い「Pixel Tablet」こそ扱いにくいタブレットとなる。

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64bitへの制限はGoogleがPixel 7シリーズから始めたこと、同じTensor G2を搭載するPixel Tabletでも制限する可能性は高い。

2023年5月12日時点の答えとして、Pixel Tabletが使用頻度に見合った投げ売り価格になったとき再び購入を検討することにした。

次の話→Pixel Foldを投げ売りか、下取り高額の可能性(過去セール比較)
前回のGoogle→(更新)Google Pixel 7aを注文、下取り・割引や配達予定日
→最新のGoogle製品記事一覧

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