Pixel Watch 2はUWB搭載などスペック流出か

公開日: : Google Nexus , ,

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Googleの次期スマートウォッチ”Pixel Watch 2”について、海外メディアが具体的なスペック情報と新しい機能をリークした。

Qualcom Snapdragonチップや優れたバッテリーを搭載するといったことが伝えられている。

Pixel Watch 2のスペック流出か

Anroid Authorityは現地時間2023年8月5日、独占スクープとしてPixel Watch 2の記事を公開した。

それはGoogle内の情報筋から得たとしており、具体的な名称が並ぶ。

Pixel Watch 2のチップは、初代Pixel Watchの古いExynos 9110 SoCから一気にQualcomm Snapdragon W5 Gen 1に刷新されるという。

Exynosチップは1.15GHzデュアルコアだったが、Snapdragonチップは1.7GHzクアッドコアとなり、W5ではAdreno 702を積んでいるためGPUも向上するなど処理性能が大幅に改善されると続ける。

しかし、同メディアは大きな改善点はパフォーマンスではないと切り出す。

初代Pixel WatchのExynos 9100は10nmプロセス(2017年リリース)で構成された古いチップだったことからバッテリー寿命が短いという問題を抱えていたことを指摘。

新たなQualcomm Snapdragon W5は4nmプロセスで構成され、高い電力効率となっており、さらにディープスリープや休止状態といった新しい低電力状態もサポートしていることを取り上げ、Pixel Watch 2の長寿命化を伝えた。

また、GooglehaW5プラットフォームを採用するもののW5 Plusバリアントを使用しないことを選択したと内部情報を語る。

チップに”Plus”が付与されるか否かの実質的な違いはQualcomm 副プロセッサQCC5100の有無で、Googleは第1世代と同じNXPチップをベースにしたカスタム副プロセッサを使用するようだと伝えた。

UWBがAndroidウェアラブル端末に登場

Pixel Watch 2で最もセンセーショナルなアップグレードの1つとして、ウルトラワイドバンド(UWB)の搭載を挙げた。

それを有効にするのがNXP SR100T UWBモジュールの搭載だという。

残念ながら情報筋からソフトウェアの機能について詳細は確認できなかったとしながらも推測できる使用例として次のような項目を挙げた。

  • 忘れ物、Find My Devieceなど
  • 自動車のロック解除
  • Nestスピーカーとのシームレスな転送(Pixel Tabletを例に)

Pixel Watch 2のバッテリー容量は大きくなる。

初代Pixel Watchはバッテリー駆動時間が短いと各国で批判されていた。

それに対して前述のQualcommチップによる改善に加え、バッテリー容量も増やすようだと伝えた。

具体的にPixel Watch 2のバッテリー容量は定格306mAh(標準)になるという。

初代は定格294mAhだったことから4%の向上となる。

その他のアップデート。

Pixel Watch 2のディスプレイは初代と同じ384×384の1.2インチ円形OLEDが維持されるものの、BOEパネルからSamsung Displayへと供給元が変更になる。

具体的な数値の情報は得られないとしながらも新しい部品では画面の明るさが向上し、省エネ機能など改善が加えられる可能性があるとのこと。

OSについて、Pixel Watch 2ではAndroid 13ベースのWear OS 4が搭載され、動的なテーマをサポートするほか、スマートウォッチでは初めてシームレスで高速なアップデートにも対応するとしている。

このシームレスなアップデートについては、古いバージョンを実行中にバックグラウンドでOSを更新してユーザーが行う通常の再起動と同等の時間だけで完了するとのこと。

そのような仕組みのためシステム容量が一時的に2倍となることからスマートウォッチなどのローエンドデバイスでは実行不可能とされてきたアップデート方法。

しかし、GoogleはPixel Watch 2で実現する方法を見つけたと伝えた。

コードネームとモデル番号の話。

「Pixel Watch 2」には2つのコードネームが存在するという。

1つはLTE対応の「Eos」、もう1つはWiFiのみで動作する「Aurora」となっているようだ。

ちなみに昨年の初代Pixel Watchのコードネームはセルラーモデルが「r11」でWiFiモデルが「r11btwifi」とのこと。

他にもPixel Watch 2 にはG4TSL、GC3G8、GD2WGという3 つのモデル番号が存在し、規制ラベル情報から1つはインドで発売する可能性を伝えた。

Pixel Watch 2はバッテリー駆動時間と処理性能が向上し、UWBに対応するなどPixelスマートフォンと同じように尖った進化を遂げる可能性が出てきた。

すでに同メディアはPixel Watch 2のウォッチフェイスを公開、続報を待ちたい。

Source : Android Authority Via : (2)

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