ソフトバンク、USBスティック型WiFiルーター「Stick WiFi」発表・機能・発売日・対応バンド

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ソフトバンク株式会社は2023年8月23日、USB電源を確保できればWiFi環境を構築できるという携帯型のLTE対応WiFiルーター「Stick WiFi(スティック・ワイファイ)」を発表した。

価格は未定、発売日は2023年8月30日。

USBスティック型WiFiルーター「Stick WiFi」とは

「Stick WiFi」は“ソフトバンク”と“ワイモバイル”のスマートフォン(スマホ)とデータ容量をシェアするプランを利用可能、、お得にデータ通信できるとしている。

そのプランについてはソフトバンクのデータシェアプランが月額1078円(1回線あたり)、ワイモバイルはプランにより変動し、子回線専用プラン(シェアプラン)は月額0円〜最大1078円となっている。(いずれも税込表示)

WiFiルーター「Stick WiFi」の機能・特徴

ソフトバンクのプレスリリースによると以下の特長(原文ママ)があるという。

  1. USB電源があれば簡単にWi-Fi環境を構築可能LTE対応のWi-Fiルーターで、USB電源があればWi-Fi環境を構築することができ、最大10台のWi-Fi対応機器を同時接続可能なため、スマホやゲーム機、パソコンなど、さまざまな機器をつなぐことができます。また、同梱のQRコードをスマホなどのカメラで読み込むだけで、簡単に接続することが可能です。
  2. 2.気軽に持ち運びができ、屋外や外出先などさまざまなシーンで使用可能持ち運びに最適な小型軽量ボディーで、重さはわずか約33g。車内ではUSBポートやシガーソケットに装着したUSB変換アダプターに、屋外ではモバイルバッテリーに接続して使用可能です。

次に基本スペック(製品仕様)を見てみると、本体サイズは約102x32x14mm/重量は33g。

接続端子はUSB-Aのみ、対応SIMはnanoSIM(SIMカードアダプタ同梱)。

国内対応バンドについて

ソフトバンクの対応する周波数帯一覧(PDFへ)をみると5Gは未対応、3Gは2.1GHzと900MHzのみ対応となっていた。

4G(FDDとTDD)については2.1GHzと1.7GHz、900MHz、2.5GHzと少ない。

GSMは全て非対応となっていた。

注意点としてはソフトバンクで提供している周波数のうち1.5GHz(Band11)には対応していないことが挙げられる。

最大通信速度とWiFiルーターとしての性能

最大通信速度を見てみると、下り4Gが112.5Mbps/上り4Gが37.5Mbpsとなっていた。

次にWi-Fi性能では「IEEE 802.11 b/g/n」で2.4GHzのみ、5GHzには対応していないため注意。

テザリングは最大10台まで。

「Stick WiFi」に期待しながら発表内容をレポートしたが、やはりUSBスティックということでWAN/LAN双方のアンテナに限りがあるため、ルーターとしての性能は著しく低い。

携帯ルーターだからといって接続性を犠牲にしてはいけない、と思う。

もちろんソフトバンクの思惑はシェアプランで1つでも契約数を増やしたい、既存顧客の単価を上げることなので選択肢さえ増えれば良いのだろうけれどーーーー。

携帯ルーターに関しては、先日よりレビューしているトラベルルーターはモバイル通信を2つ接続(メインを楽天モバイル、サブ・待機回線を日本通信SIM)して冗長化することもできて5GHzや簡易サーバーとしても機能するのでオススメさせていただく。

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Source:ソフトバンク・ニュースリリース

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