10.1型ゲームPC「TJD T101」は価格599ドル〜、スペック/発売日

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

TJDという実績がない無名のメーカーが2023年7月にゲーミングハンドヘルドPCを披露してから数ヶ月後、クラウドファンディング”INDIEGOGO”でのキャンペーンを開始した。

Ryzen 7040Uを搭載しており、最小構成の価格は599ドルからという。

「TJD T101」のスペック、価格、発売日

「TJD T101」のキャンペーンページを見ると実績のないメーカーながら既に日本円にして440万円の出資を集めている。

目標額として設定された927,944円を大きく上回る472%という状態に。

「TJD T101」のスペック。

なんといっても「TJD T101」最大の特徴は大画面10.1インチ(解像度1920×1200、輝度500nits、PPI224)であること。

ゲーミングハンドヘルドPCとしては最大級でFire HD 10の左右にゲームコントローラーを取り付けたような状態なので結構な迫力。

次の目玉はAMD Ryzen 7 7840U あるいはRyzen 5 7640Uを積んでいること。
(8コア16スレッド、最大5.1GHz、L3キャッシュは16MB、TDP30W)

メモリは16GB / 32GB(LPDDR5x 7500MT/s)で、この「LPDDR5x 7500MT/s」は「GPD WIN4 2023モデル」と同じだ。

ストレージは1TB / 2TBのM.2 SSD。

インターフェイスはUSB3.2 Gen2 – Type Aが1つ、USB4 40G Type-Cが2つ、microSDカードスロット、3.5mmコンボジャックを搭載。

通信はWiFi 6EとBluetooth 5.2をサポート、モバイル通信機能は搭載していない。

バッテリー関係は容量60Wh、充電100W。駆動時間はラージゲームで2〜3H、インでペンデントゲームで5H、アイドル待機状態で8H。

本体サイズは345x155x19.9mm。

ちなみに10.1型Fire HD 10の本体サイズが247 x 166 x 9.2mmなので少し左右に引き伸ばして高さが短くなったような感じになりそうだ。

そして、重量は1080g!

Fire HD 10が重さ468gなので2台分ということに、ゲーム内だけでなくプレイヤーまでレベルアップできるだろう。

最小構成(599ドル)を見る

599ドルのランチデイ・スペシャルの7540Uモデルは、通常価格131.248円から33%OFFとなる87.208円となっていた。

すでに100台中18台が売れていた。

次にランチデイ・スペシャルの7840Uモデルを見てみると、173.785円から16%OFFの145,483円だった。

なぜか1000台も用意しているが、さすがに出荷実績もないため0件と注文した勇者はいない。

発売日(出荷時期)など

「TJD T101」は2023年11月頃より出荷、かなりスピード感のある日程となっている。

メーカーとして実績がないにも関わらず440万円を売り上げているのはクラウドファンディングの魔法としか言えない。

TJDが出荷するのか、製造クオリティは問題ないか、故障率は高くないのか、アフターケア(保証対応)は行われるのか、数ヶ月後にマイナーアップデート版のリリースをしないか、、、といったメーカーの姿勢がわかるのは2023年11月からとなる。

「TJD T101」は1kgとヘビー級なので、もし出資を検討していて重さに不安を覚えたなら上図を真似てノートパソコンのキーボード部分を持つとよいかもしれない。

手首をテーブルにおけば大丈夫だと思っていたが、見た目より手にかかる重みがあり、長時間プレイはスタンドホルダーなど補助がないと厳しいかもしれない。

→最新の出資状況や売れ行きなどはINDIEGOGO

よく一緒に閲覧される記事

PAGE TOP ↑