Googleが50億ドルのデータ収集訴訟からChrome シークレットモードの免責事項を更新
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米アルファベット傘下のGoogleが提供するブラウザソフトChromeのプライベートモードをめぐり50億ドルのデータ集訴訟が起こされていた問題で、同社が免責事項を更新したと報じられている。
Chrome シークレットモードの免責事項を更新
はじまりとなるのは2020年、Chromeブラウザでプライベートモードに設定しもGoogleが解析ツールやクッキーを通じてユーザーの行動を追跡しているとしてプライバシー侵害を数百万人に対して一人当たり少なくとも5000ドルの損害賠償を求める訴訟が起きていた。
その後、2023年12月28日にGoogleと集団訴訟を起こした原告側の間と和解で暫定合意された。
この訴訟を受けて、Googleはシークレットモードのページを更新したとMSPowerUserが報じた。
しかし、変更されたの冒頭部分だけ。同メディアが指摘する色違いの箇所だけとなっている。新しい免責事項でもダウンロード、ブックマーク、リーディング リストの項目が保存されることは変わらない。
海外メディアが重要な変更点と指摘するのは、その中に書かれている「プライベートにブラウジングできるようになりました」から「よりプライベートにブラウジングできるようになりました」という箇所。
また、Googleはシークレットモードに切り替えたとしても訪問先のウェブサイトおよびウェブサイト内のサービスによるデータ収集方法は変わらないと明示している。
今回のGoogle Chrome シークレットモードの免責事項に対する変更は、Windows / Android をはじめ様々なプラットフォームのCanaryビルドで反映するとしている。