Pixel Fold 2の実機リーク、カメラバー終了か
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Google Pixel, Pixel Fold, リーク
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Googleが2024年中(春あるいは秋)に発表すると見られている第2世代折りたたみスマートフォン「Pixel Fold 2」について、初期バージョンと思われる実機画像がリークされた。
カメラバーとディスプレイについての言及もある。
Pixel Fold 2の実機リーク
AndroidAuthorityは昨日の仕様リークに続き、今度は実機画像を投稿した。
同メディアは匿名希望の情報提供者から受け取った画像を掲載し、初代Pixel Foldと比べたところカバースクリーンの幅が狭くなっていることを指摘した。これによりPixel Fold 2の内側ディスプレイは正方形に近いアスペクト比になる可能性があるという。
この1:1とも言えるアスペクト比の変更について、他の折りたたみスマートフォンと同じく初代Pixel Foldより幅が狭い理由があると続ける。
それは多くのAndroidアプリが未だタブレット向けに最適化されていないことだと指摘。GoogleはAndroid 14 QPR1でようやくInstagramなどの一部アプリを強制的に全画面表示できるOS機能を開発した。だがそれは初代Pixel Foldより幅の狭いディスプレイを選んでいたら不要な機能。そのため「Pixel Fold 2」はタブレット向けUIではなく、通常のスマートフォン向けUIを表示できるだろうとしている。
次に大きな変化となるカメラバー。
リーク画像を見るとPixelが受け継いできたカメラバーはなく、iPhoneのようなカメラバンプで再設計されている。そこにはメインの広角レンズと2番目の超広角、3番目の望遠レンズのほかに4番目となるレンズがある。その4番目がPixel 8 Proに搭載された温度感知できる赤外線センサーなのかはわからないようだ。
いずれにしても「Pixel Fold 2」の背面カメラデザインは、Pixel 9のリーク情報と一致している。つまり次世代Pixelシリーズはカメラバーを採用しない可能性が高い。
さらに同メディアは情報筋からの話として「Pixel Fold 2」は丸みを帯びた内側・外側のディスプレイと、より高級感あるアルミニウム製フレームを備えるなど他のデザインもPixel 9シリーズと共通しているという。
昨日のリークではプロトタイプを終えたEVT段階で、残り3つのテストをクリアしなければならないと伝えていた。今回の実機画像は第一段階あるいは第二段階の試作期と言えそうだ。