3Dプリンターでつくる「カー用品」アイデア集、サンバイザーにSwitch設置やヘッドレスの有効活用

公開日: : 周辺機器

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以前ブログで賃貸物件の悩みを吐露したが、それが引き金となって不動産を探す旅に出ている。

久しぶりに運転する車はレンタカー、当然ながら快適アイテムなどはない。百均やホームセンターで割安な車載グッズも見て回ったが、さまざまな車種を乗り比べしているとエアコン送風口の形状や位置などが異なり、使えないということも少なくない。

そこで多くの車種で共通する普遍とも言える車載アイテムのSTLファイルを探した。

3Dプリンターの「カー用品」アイデア集

カー用品といえば小さなアイテムが多い。材質がプラスチックということもあって百均に行けばキレイに成形された完成品を入手することができる。

しかし、意外と品切れや欲しい形状ではいことも多い。さらに220円や330円といった微妙に高い価格設定であったりする。

それであればイイねが1000以上もついている3Dプリンターデータをサクッと印刷したほうが良いのではないか。そう思った。

ここからは必要となった車載アイテムのSTLファイルを随時追加していく。

3Dプリンターで「カー用品」を。

エアコン送風口に各種ホルダーをつくる。

まずは古くからあるエアコン送風口に差し込むスマートフォン・ホルダー「Car Vent Cravity Phone Holder」(Thingiverseへ)を発見。イイねを2000以上も獲得している。

作成事例のなかでは加工して異なる場所に設置している写真も掲載されていた。そこで見直すとSTEPファイル(3Dモデルを編集できる形式)まで配布してくれていた。

たしかにエアコン送風口は同じ場所にあっても幅や厚みなどが車種だけでなく年式で異なる。そう考えると柔軟に変更するためのSTEPファイルは必須なのかもしれない。

ドリンクホルダーにスマートフォンを。

こちらも1000件のイイねを獲得したヒット作品。

さすがにドリンクホルダーは車種を選ばない。そこへ差し込んで丈夫にあるホルダーへスマートフォンを入れる。

カーナビアプリを起動してドリンクホルダーへ直接入れていたが、赤信号のたびに取り出すのが手間だったので、すぐにでも欲しいところ。

————・・・だが、しかし。

いくつかの作品を見て回ったところ、ホルダー部分も一緒に印刷する仕様になっていて、その多くがiPhone 6時代となっていた。

一部をスライスしてホルダー幅を広くしたり、STEPファイル配布モデルも検討したが、意外と実用的な作品がなかった。

こちらは時間があるときに追加調査が必要だ。

サンバイザーを有効活用。

主に日除けとして活躍するサンバイザー。そこへGoProマウントやタブレットを設置できる3Dモデルが存在した。

1つは「Sunglasses and GoPro Sun Visor mount」(Thingiverseへ)。名前の通り、サングラスを引っ掛けつつGoProも取り付けられる欲張りセットとなっている。

なぜか誰もコメントせず、印刷報告もゼロ件。需要がないのだろうか。

もう1つはなんとニンテンドースイッチを取り付けるという「Nintendo Switch Car Sun Visor Mount」(Thingiverseへ)なる作品。

助手席でシートを倒してサンバイザーに取り付けられたスイッチでゲームを楽しむ。

これは・・・、怠惰ですねぇ。

ヘッドレストに袋掛けを。

これぞ百均アイテムといいたくなるような作品「Car Headrest Bag Hooks」(Thingiverseへ)。

角度調整できる仕組みながら印刷パーツは簡素、それでいて組み立てもしやすそう。印刷報告数も多く、さまざまなカラーで製作されていた。

余っているフィラメントがあれば是非とも印刷しておきたいデータ。

◇◆◇

他にはネジ止めできるパーツが壊れた時に代用品として使えるような改善パーツなどもあった。

今後も必要になった車載アイテムを探した際は追記していきたい。

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