Google Pixel8a 発表、販売継続中のPixle 7aとスペック・価格差ほか
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Google Nexus Pixel8a
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Googleは日本時間2024年5月8日、Pixel Aシリーズの最新モデルとなる「Pixel 8a」を発表した。
直前リークにあったとおり最終的な価格は抑えめ、細かなスペックを見る限り新たな発見または変更点はないようだ。
この記事では販売継続中のPixel 7aとスペックによる違い、本体価格差について記録していく。
Pixel8aのスペックと価格
価格差チェック
はじめに価格を見ると「PIxel 8a」は128GBモデル=72600円と抑えられている。Pixel 7a(128GBモデルのみ)の定価69,300円と比べても良心的な価格と言えそうだ。
リーク時から伝えられていた256GBモデルはスペックシートに記載されているものの、予約注文画面に選択肢さえ表示されない(2024/05/08時点)。そのため、価格は不明。
Pixelシリーズの無印やProではカラーによって選べることもあったが「PIxel 8a」は全4色すべて128GBモデルしか選べない。
よって、Pixle 7aと8aの価格差は3300円ということしかわらかない。
スペックチェック、仕様の違い
Pixel 7aとの違いは前回のリーク記事で書いたので割愛するとして、大きな変化はTensor G2からG3へのアップグレードが挙げられる。
Pixel AシリーズなのでTensor G3といっても省電力バージョンのようなモデルになっていることが予想される。ただ悲観する必要はないはず。これについては最新MacBookのチップと同じような現象が起こると思われる。
最新アップルシリコンを積んだMacBookが発熱で性能ダウンするため、結局M1 MacBookでいいよね? という話を見かける。もちろん特殊効果付きの8Kビデオ編集や株式会社マッドハウスみたいに3DCGをグリグリ動かす映像制作なら外部GPUだけでなく最新チップも影響しよう。けれど、9割近いユーザーには関係のない一時的なパワーだ。
生産デバイスのチップですら不要論があるなか、コンテンツ消費向けチップ。さらにTensorチップはゲームなどに強いわけでもない。むしろ動作しない報告のほうが多いくらいだ。私自身にカメラ性能(ハードとソフト一体の使いやすさ)がなければPixel 7aは手放していると思う。
モバイルルーターを兼ねた最高級コンデジとしての用途なら制限版Tensor G3は十分なチップではないだろうか。
(余談)
昨日リリースされた13インチiPad ProはMacbookすら搭載していないM4チップ搭載で話題となった。しかし、ゲームや動画編集など特定分野に特化してサッとアプリが落ちるデバイス「iPad」には適切なチップだと思う。逆に言えば生産系のMacBookには長時間M4チップを未だ使えないことを認めたように映った。余力ある限り処理していくデスクトップアプリにM4チップを搭載したら電池や発熱が大変なことになるだろう。
次にディスプレイ。
画面サイズ6.1インチに1080×2400のOLEDやアス比20:9に変化はない。
しかし、輝度が大きく変わっている。Pixel 7aは「高輝度モード」として詳細を表示していないのに対し、「Pixel 8a」ではHDR輝度1400nit、ピーク輝度2000nitとiPhoneクラスの明るさを明示した。
ちなみにPixel 7 ProのHDR輝度は1000nit、ピーク輝度1500nit。その明るさは先代Proモデルを凌駕する。
またリークのとおりリフレッシュレートは90Hzから120Hzへと向上した。
以上のことからスマートフォンの画面部は晴れた屋外でも見やすくなり、描写のヌルヌル感が増したということになる。
続いてバッテリー。こちらもリークの数値にあった4,385mAhから4,492mAhへ増量。そしてOCNは24時間以上と最大72時間で変わらないというのも言い当てられている。
細かい話になるが筐体に結構な違いが生まれている。
Pixel AシリーズはPixel 6aおよび7aいずれも3D複合素材カバーガラスと合金製フレームの組み合わせ。それに対して「Pixel 8a」は他の無印モデルおよびProモデルと変わらないゴリラガラス3カバーガラスへとアップグレードされた。
つまりチープな筐体からガラス筐体へと進化。これは見た目が変わるため実機を見ると大きな変化として伝えられそうだ。
その他、RAM8GBにストレージUFS3.1、M2セキュリティティップなどに変化はない。
カメラも前回の記事「軽くなった「Pixel 8a」の全仕様が明らかに、前面カメラだけ僅かに変化」で書いたように前面カメラだけ画角が変わっている。
とはいえ、誤差レベル。
カメラについては、リークシートのとおりAI技術を駆使したソフトウェアへの対応範囲が広がる程度の違いとなる。その最先端AI技術を利用するのか否かが「Pixel 8a」購入の判断ポイントではないだろうか。
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