TP-Link初の顔認識を採用した防犯カメラ「Tapo C560WS」明日発売へ、オンライン限定モデル

公開日: : 周辺機器 ,

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TP-Linkは2025年7月30日に同社初となる顔認識機能を搭載した屋外用パンチルトカメラ「Tapo C560WS」を発売する。

登録した人物を識別して通知・分類できるAI機能により、見守りやセキュリティ対策をよりスマートにサポートするという。4Kの高精細映像やスターライトセンサーによる夜間カラー撮影、Wi-Fi 6による安定通信など、屋外利用に適した充実の機能を備える。

オンライン限定モデルとなっており、価格は12900円。

タブクル管理人
タブクル管理人
山奥へ移住して防犯カメラ選びに苦労したので非常に興味深いカメラ。ドアホンもそうだけど、パナソニックなどの有名な製品は気温がマイナスになるような環境では使えないし、壊れてもサポートしないという説明が記載されている。それに実際の体験談でもサポートはなかった模様。そうなると海外製になることもあって、屋外カメラ関連はさらに慎重に選ぶようになった。たとえば平地で買うなら寒さよりも40度超えなど「高温」対応モデルを重視した方がよいのかもしれない。本体が大丈夫でmicroSDカードが飛ぶというケースもある。

「Tapo C560WS」とは、スペック。

はじめに製品情報(プレスリリース抜粋)をチェックしていく。

  • 無線規格:IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax 2.4 & 5 GHz Wi-Fi *1 *2
  • 動画圧縮規格:H.264
  • カメラ視野角:105°(対角)/ 88°(水平)/ 45°(垂直)
  • パンチルト:360º(水平)/ 98°(垂直)
  • 解像度:4K 8MP(3840 × 2160px)
  • 防塵・防水規格:IP66
  • ナイトビジョン:850nm IR LED・スターライトカラーナイトビジョン
  • 音声通話:双方向通話(ノイズキャンセリング搭載)
  • 入力電圧:100~240V・50/60Hz/出力電圧:12V・1A(DC電源)
  • 製品構成:Tapo C560WS本体、DC電源アダプター、位置決めシール、取り付け用台座、取り付け用アンカー&ネジ、台座用ネジ、防水シール、防水ケーブルアタッチメント、かんたん設定ガイド
  • 寸法:147.4 × 74.7 × 165.4mm(取り付け用台座含む)/147.4 × 74.7 × 157.4mm(カメラ単体)
  • 保証期間:1年間

次に製品スペックとして案内されている項目を見ていく。

  • 4K 800万画素:高精細な映像を提供*3
  • 高精度の顔認識:登録している人物の顔を認識してタグ付け・顔認識に基づいてイベントを分類*4 *5
  • パン&チルト:水平360º・垂直98°のパンチルトに対応し、特定のポイントを巡回するスケジュール設定も可能*5 *6
  • IP66の耐候性:雨やほこりの多い環境でも性能を発揮
  • スターライトセンサー:高感度のセンサーで暗い場所でも高画質
  • スマートAI検知:AIが人物・ペット・車両を検知して、不要なアラートを削減しながらアプリを通じてユーザーにお知らせ*5
  • 安全なローカル&クラウドストレージ:本体に挿入したmicroSDカード(最大512GB)*7、またはTapo Careのクラウドストレージサービス*8を利用して録画映像を保存

過去記事にも書いたが防犯カメラを買う時に注意したのは画素数が500万画素未満になると途端に映像がぼやけたりして一気に確認できなくなるという点だった。最初の頃はAmazonランキング上位にある300万画素付近の防犯カメラを検討していたが、調べていくと肝心の車のナンバーが拡大=ボケるといったことに不満を挙げる声などがあった。

そのことから500万画素を個人的な及第点としている。

今回の「Tapo C560WS」は12900円と割高なこともあって800万画素あるので確認データとしては問題ないはずだ。しかし、カメラによっては800万画素でも画角が狭かったり、自宅の設置したい場所からカメラレンズが希望の場所へ向けられないといったトラブルもあるので注意。

そういう意味でも顔認証をサポートしたような防犯カメラであれば大丈夫だろう。

顔認識の機能チェック

今回の売りである顔認識は事前に複数人を登録しておけるようで、ローカルAIで識別してクラウド上にも共有されない模様。意外と格安から割安な防犯カメラはクラウド保存をプッシュしてくることもあるそうなので、そこはTP-Linkなので安心できそうだ。

また、未登録の見知らぬ人に対しては自動的に音声とライトで警告を伝えることもできる模様。これは運用が難しいところで、有効にすると配達や管理人など微妙に顔登録を依頼できない人物にも適用されてしまう。

ここは防犯カメラらしく、事前に録画した画像から「登録しますか?」といった機能があればいいのにと思う。ただ子どもの誘拐や大人の行方不明の多くは知人・友人・親族だったりするので難しいところ。

それと夜でもカラフルに撮影できるというスターライトセンサー+ライトによる低照度でも綺麗に撮れるという機能があるので、ここでも顔認識が活用できそうだ。

ただナイトヴィジョン系も実際のレビューを見ないと使い物にならないというケースが少なくない。TP-LINKなら過去リリース品を見れば雰囲気はつかめそうだ。

「Tapo C560WS」の価格、発売日

「Tapo C560WS」は通常価格12,900円。

流行り物ではないこともあって発売キャンペーンなどはないようだ。発売日は7月30日となっていて、山奥に住む私が購入してもAmazonでは翌日の配送予定となっていた。

→最新の販売状況や製品画像はAmazon販売ページ

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