教科書12社、『デジタル教科書』を共同開発へ(2014年春に実用化を目指す)
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教科書を出版している12社が5日に会見を開き、タブレット端末を使った『デジタル教科書』を共同で開発することや目標とする機能を紹介したと報じています。
『デジタル教科書』を共同開発へ
『デジタル教科書』は、教科書の内容をタブレット型端末と電子黒板に取り込み使用するスタイルで、去年3月時点で公立小学校の30%が導入するも出版社ごとに操作が異なるため、使い方に不満の声が出ていた模様。
それに応えるため、教科書の出版を手がける12社が「操作方法を統一」した『デジタル教科書』を共同開発することになり、会見では新しい機能について紹介したとのこと。
生徒間や教員間のデータ共有や学習記録から苦手問題の克服支援、従来の教科書では出来なかった音声出力(祭りの写真では、お囃子が聞こえるなど)により子どもたちの関心を高める機能が搭載される見込みです。
日本では2019年までに全生徒へタブレット型端末を配備する予定としており、『デジタル教科書』については2014年春の実用化を目指すとのこと。
Source:NHK