[続報] ほぼ発売決定!? Gooelg Nexus 7 登場で、どうなる中華Pad [コスト比較] – 真夜中のガジェッター第7話
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Google Nexus7, 真夜中のガジェッター Gooelg Nexus 7
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Google が日本国内での発売へ向けて最終調整に入っているそうです。
中華Padがデュアルコアで14,000円台で販売されている中
SDスロットがないとはいえ、クアッドコアの Google Nexus 7 の価格が
2万以下であれば輸入代行業者の混乱が考えられます。
また通信キャリアが販売するタブレットへも影響しそうです。
それぞれのコストを計算してみました。
Gooelg Nexus 7 のイベントと価格について
グーグルは25日、東京都内で新製品のイベントを予定しており
エリック・シュミット会長も出席するとしています。
エリック・シュミット会長は、そのまま韓国でNexus 7の発売イベントへ参加することから
Nexus 7 へ言及する可能性が高いと思います。
また同時にコンビニエンスストア・大手家電量販店にて
プリペイドカードも販売を開始するとされています。
Gooelg Nexus 7 の価格
Gooelg Nexus 7 の販売価格としている199ドルですが
2012/09/25時点のレート換算では
16,000円以下
になっています。
中華Padとコストを比べてみる
同じく7インチで中華Padの人気機種である
Novo 7 Fire や SmartQ K7、原道 N70双撃などは
日本国内で、約12,000~15,000円で販売されています。
(以下は、ベンチマーク・アプリAntutuの総合スコアでの話です。)
- Nexus 7 のクアッドコア(Tegra3)は10,000を超えるスコア
- 一方、デュアルコアの中華Padは、5000~8000台です。
製品の保証対応にあたるとされているASUSとの企業力もあるなか
価格差が5,000円以下になっているということで
輸入代行業者の大半は、苦戦が強いられそうです。
Google Nexus 7 の輸入販売者を考える
特に Google Nexus 7 の輸入販売をしていた方々は
輸入コストの時点で価格で負けており
更には、日本の正規販売よりも保証の面でも弱いため
10月の発売開始までの数週間で在庫を処分しないといけなくなります。
少しでも早く手に入れたい方は、輸入品の値下げ祭りに参戦するのも良いと思います。
通信キャリアのタブレット販売に関する影響を考える
通信キャリアが販売するSIMスロットありのタブレット群にも影響が及びそうです。
データ通信会社や通信キャリア自身が提供する
Wi-FiルータとNexus 7を併用すればトータルコストが削減できると思うからです。
例えば、割賦払いや解約タイミングによる違約金、思わぬ課金など
(MNPのプロ等を除いて)通信キャリアに払う月額料金は高額になりがちです。
一方、2万以下で購入出来るであろうNexus 7 と
(1) 月額4,000円以下の定額Wi-Fiルータの E-Mobile 、 WiMAX や
(2) 月額1000円以下の定額3G回線の ドコモMVNOのSIMカード(テザリング)を
併用したほうがコストは大幅にカットできると思います。
月額料金シミュレーション
2万円でNexus 7を購入した場合、24ヶ月の割賦払いとして月額834円です。
次にルーターと通信用回線です。
ルーターの場合、WiMAXなどは0円キャンペーンを利用したと考えます。
3G回線の場合、スマホとして スマ部 でテザリング検証済みの
P-01D(白ロム)を5,000円で購入したと想定します。
コチラも割賦払い24ヶ月で割ると月額209円です。
最後に通信回線です。
- WiMAX等は月額4000円とします。
- ドコモMVNOは月額1,000円とします。
そして、月額料金ですが。。。
- WiMAX・E-MOBILE系は、4000円+834円+209円=月合計5,043円
- ドコモMVNO系は、1,000円+834円+209円=月合計2,043円
上記の価格でデータ通信し放題になります。
Nexus 7 と 白ロム・スマホでテザリングしたら
2年間の維持費は最安で月額2,043円!
念の為に。。。
今回、通信キャリアのタブレットと比較した話なので
「電話出来ないじゃないか!」という思いを抱かないとは思いますが
もし、電話も格安で運用されたい場合は
MNPや新規の一括0円で入手できるガラケーで
通信キャリアと契約するとよろしいかと思います。
キャッシュバック付きで契約できれば利益さえ入るかも知れません。
詳しい話は長くなりますし、ここはタブレットのブログ「タブクル」なので
話の続きは スマ部 に譲ることにします。
Gooelg Nexus 7 登場の後。。。
正式発売から2ヶ月後に日本へ投入となった Nexus 7 ですが
これは、日本のタブレット市場に Google が進出したということを意味します。
ガジェット好きではない限り、タブレットを複数買うというケースは少ないと思います。
そのような理由からも、今回の発表は Nexus 7 の競合製品とされる
Kindle Fire HD や Windows連合軍が抱いた焦燥感は相当なものだと思います。
この調子で Amazonも製品発表を10月中に行なってくれるといいのですが。。。
大手企業のタブレット・コンテンツ争いに、ますます目が離せなくなりました。