次期Nexus 10、HTCが製造か―初代Nexus 10に思うこと
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
台湾DIGITIMESは現地時間2月10日、業界筋の話として、Googleの次期Nexus 10は、HTCが製造する可能性を伝えています。
(画像は今年1月14日に、リーク情報で有名なevleaks氏が自信がないとしながらも次期Nexus 10の製造メーカーと一部スペックを公開した際のイメージ。)
『Nexus 10 2014』はHTC製か
HTCは2011年に7インチ「HTC Flyer」と10インチ「HTC Jetstream」のリリース以降、タブレット市場から姿を消していました(HTC Flyer 2 を予感させる話もありました。)が、Googleと提携し、Nexusブランド(10インチ『Nexus 10 2014』)で復活する可能性があるとのこと。
同メディアの情報源は、Googleの初代Nexus 7 (2012) の製造について、Googleは当初HTCに製造を打診しており、HTCが提案を断ったため、ASUSと提携したと伝えています。Nexus 7 2012の人気ぶりを考えると、とても興味深い話です。
初代Nexus 10に思うこと
Nexusブランドは「Nexus 7」と「Nexus 5」で成功を収めていますが、Samsungが製造したNexus 10は話題も乏しく成功とは言えない状態が続いています。
これは個人の感想ですが、ASUSはNexus 7の充電ドックなど(良し悪しはともかく)オプション製品やSIMフリーモデルなどを販売し、ユーザーにとって製品価値・使い勝手を高めてくれていますが、Nexus 10に至っては(専用カバーは販売されていますが、)充電ドック用の端子が備わっていながら未だにオプション製品が販売されていません。充電ドックがあれば高解像度の10インチAndroidタブレットは簡易テレビ(別途アクセサリー必要)やスマートフォンの外部モニター(スマホはコントローラーとして使うなど)として長く愛用できると思うだけに残念です。
あくまで噂レベルの話ですが、HTCが次期Nexus 10 (2014)の製造を担当するのであれば、初代Nexus 10が持つ「負のイメージ」からスタートするほか、「8インチ」タブレットが次々と登場するなかで「2インチ大きいメリット」を打ち出す必要があり、前途多難と言えそうですが、『HTC Flyer』は何度も購入しようかと非常に悩めた魅力あるタブレットですからHTC製Nexus 10の誕生を密やかに待ちたいと思います。
Source:DIGITIMES