MVNOサービス契約総数1375万で増加傾向―SIMカード型は138万
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総務省は4月14日、2013年12月末時点のMVNOサービスの利用動向に関するデータを公表しました。MVNO総契約数は1,375万で、そのうち「SIMカード型」のMVNOサービスの契約数は138万になるとのこと。
MVNO「SIMカード型」の契約数は138万
総務省によると、2013年12月末時点における移動系通信市場全体の契約数は1億5,325万で、そのうちMVNOサービスの総契約数は1,375万で全体の9%程度になるとのこと。
MVNOサービス1,375万のうち、いわゆる「SIMカード型」の契約数は138万で、MVNO総契約数に占めるシェアは10%、「モジュール型」は246万(18%)、「単純再販型」は186万(14%)となっています。
MVNOサービスの動向と認知度
MVNOを提供するサービスの主流は「データ通信サービス」で、全体の77.6%。音声・データ通信の両方を提供するサービスは22.4%とのこと。
2014年3月末に総務省へ届出されたMVNOに係る月額データ通信接続料(レイヤ2接続・10Mpbs当たり)について、NTTドコモの場合は、123万円となり前年度比で57%低減したとしています。また、KDDI、沖縄セルラーは275万、ソフトバンクモバイルは352万とのこと。
最後にMVNOの認知度アンケートでは、2013年度が48%となり、2012年度の31%から認知率が向上しています。さらにMVNOを認知していると答え、今後も利用する意向がある回答者の中では「音声・データ共に利用したい」が61%と最多であったと伝えています。
Source:総務省