無料の手書きアプリ「Note Anytime Free」で「VivoTab Note 8」がアイデアツールになった話
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ASUS VivoTab Note 8
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無料の手書きアプリ「Note Anytime Free」をVivoTab Note 8で試用したところ「OneNote」では届かなかった痒いところを癒してくれる機能が備わっていました。Windowsタブレットがアイデアツールとなった記念に記録します。
手書きアプリ「Note Anytime」の話―Windowsストアアプリ
今回、手書きアプリ「Note Anytime」の無料版である「Note Anytime Free」を8インチWindowsタブレット「VivoTab Note 8」にインストール、試用した記録です。
「Note Anytime」の魅力、メリット
「Note Anytime」は「OneNote」と同じくワコムのデジタイザ内蔵「VivoTab Note 8」に対応、ペンを近づければ手のひらを検知するため違和感なく手書き入力が行えました。
特に「Note Anytime」で便利と感じたのはロングタップで発動する「なげなわモード」機能で、手軽に拡大縮小や回転が行えるため、複雑な漢字を手書きする際は大きく書いてから縮小、マインドマップでは回転機能を使い角度を変えることが容易です。「OneNote」では同機能が使えず、また「OneNote 2013」ではリボンメニューから「なげなわ選択」で行うため手間がかかりました。
「Note Anytime」は2本指によりノート自体の拡大縮小が行えるのも「OneNote」にはない魅力(OneNote 2013では対応)。
「VivoTab Note 8」のスタイラスペンに搭載されたボタンに対応、ワコムアプリで予めサイドボタンに消しゴム機能をつけておけば手書き修正のスピードが格段にあがります。また、消しゴム機能は消す範囲を色で示すスタイルが使いやすくて気に入りました。
新規作成したファイルはクラウドやローカルの保存に対応、DropboxやOneNoteへ保管できます。
「Note Anytime Free」に欲しい機能
無料バージョンでは「OneNote」にあるような多くのカラーを選択できるホイール機能が使えません。しかし、有料版ではペンの種類が「蛍光ペン」「カリグラフィーペン(カスタム)」「万年筆」「筆」「丸ペン」が加わるほか、カラーホイールでフルカラーの色指定が可能。
有料アドオンである手書き変換「mazec3」もまた人気のようで、最新版では使用する人の字形にあわせて文字認識をチューンナップする機能を備えている模様。
「OneNote」とは異なり筆圧が検知されないため太さを変える際はペンアイコンから変更する必要があります。しかし、Venue 8 Proのスタイラスペンでは「ヒゲ」などの症状が発生しないというメリットが発生する模様。
「Note Anytime Free」有料版にすべきか
「Note Anytime Free」の有料版は800円、手書き変換「mazec3」やカラーホイール機能は使いたいのですが、レビューには有料版で消しゴム機能が使えないといった報告やバグの改善を求める書き込みがあり躊躇しています。
しばらくは「Note Anytime Free」を使って様子を見たいと思います。