大画面Android(Nexus 6等)でスリープ解除を楽にするアプリ『Gravity Screen』と『ScreenOn』、試用レビュー

公開日: : Google Nexus

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 スマートフォンの大画面化に伴い片手操作が困難になりつつあります。特にNexus 6を使っていて電源ボタンを押すのが手間に思えてきました。そこでスリープ解除を支援してくれるアプリ『Gravity Screen – On/Off』と『ScreenOn』を試した内容を記録します。

Gravity-Screen

スリープ解除アプリ、多機能『Gravity Screen』と省電力『ScreenOn』

 はじめに各アプリの概要ですが『Gravity Screen – On/Off』は様々な条件でスリープON/OFFを設定できる多機能なアプリです。

 『ScreenOn』は権限や装飾、処理などを出来る限り削って軽量かつ低負荷に徹底したシンプル設計のアプリ。スリープをONにする機能はありません。

 『Gravity Screen – On/Off』はセンサーをフル稼働している印象がありバッテリー消費も多そうですが設定次第では即スクリーンOFFを実現できるので頻繁に使うスマートフォン向きかもしれません。『ScreenOn』はアプリの自動終了などバッテリーへの配慮が素晴らしく、またスリープ解除がメインという仕様から頻繁にディスプレイを覗かないスマートフォンやタブレット向きと言えそうです。

多機能なスリープ解除アプリ『Gravity Screen – On/Off』を試す

 Google Play より『Gravity Screen – On/Off』をNexus 6 (Android Lollipop/root)へインストールしました。

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 ポケットセンサーではポケットに入れる角度を設定しておくことで自動的にスリープ状態へ移行できるようになります。上部に映っているデバイスは「Nexus 6」の角度です。

 ポケットへ入れると指定の角度でスクリーンがOFFとなり、取り出すと自動でONとなります。

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 テーブルセンサーは、デバイスをテーブルへ置く際にスリープする傾きを設定します。角度を決めるのはディスプレイを下向きにした時で、ディスプレイを上向きに置いたことを感知してスリープさせるのは「スクリーンを上にしてテーブルに置いている」機能にチェックを入れることで実現できます。(これが実に便利)

 上下の向きに関わらず手で持ち上げるとスリープ解除となりました。しかし、長い時間が経過するとスリープ解除されない時があります。

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 電子書籍やブラジング中にスリープ状態へ移行するのを手ブレで防ぐ機能もあり、感度も設定可能。

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 オプション機能も充実していて「バイブレーション」にチェックを入れるとスリープ状態に入ったことを振動で通知してくれます。使い始めや設定の確認時に便利な機能でした。

 また起動時にアプリを自動で開始する機能も用意されています。この機能は『ScreenOn』では端末に負荷がかかるとして採用を見送っているようです。

軽量&省電力な『ScreenOn』を試す

 『ScreenOn』もGoogle PlayからNexus 6へインストールを行いました。

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 手首をヒネることでスリープ解除されるほか、近接センサーのダブルタップでも行える(近接センサー搭載デバイスのみ)ようです。アプリのデザインもシンプルで開発者の気合を感じます。

 先ほどの『Gravity Screen – On/Off』は全機能を有効にするために内部課金が必要ですが「ScreenOn」は無料、さらに「広告なし」となっています。理由は広告表示に関するネットワーク負荷や権限などを排除するためということで高みを目指されています。

 近接センサー部をダブルタップすることでスリープ解除される機能と他に多くの機能を備えない軽量設計はクレードルに設置したXperia Z3 Tablet CompactやNexus 7などに向いていると思いました。

スリープ解除を楽にするアプリのまとめ

 『Gravity Screen – On/Off』はNexus 6など頻繁にスリープON/OFFを繰り返すデバイスに入れ、「ScreenOn」はタブレットをメインに導入することにしました。

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