Google、iOS向け『Android Wear』アプリ提供か―Google I/Oで発表とも

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 GoogleのAndroid WearスマートウォッチがiPhone/iPadといったiOS搭載デバイスに対応する可能性を海外メディアが伝えています。

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Android Wearスマートウォッチ、iOSサポートか

 フランスのテックブログ01net.comは現地時間3月3日、GoogleはAndroid Wear搭載デバイスをAppleのiOSデバイスに連携させるアプリを開発していると伝えています。

 このiOS向け「Android Wear」アプリはGoogleが5月の終わりに開催する開発者会議Google I/O 2015で発表される可能性があるとのこと。

 Appleが4月に独自のスマートウォッチ「Apple Watch」をリリースするとウェアラブル市場は過熱することが予想されます。この情報が本当であればGoogleが販売中の手頃な価格のスマートウォッチを利用できるようiOSアプリを提供すればスマートウォッチ競争において優位に立つことができるかもしれません。

iOS向けAndroid Wearアプリは諸刃の剣

 iOS向け「Android Wear」アプリの提供は諸刃の剣で、GoogleにとってはiPhoneの販売を促進することになります。その一方でAndroid端末に限定してきたAndroid Wearスマートウォッチのユーザー層を広げるだけでなく、Apple初のスマートウォッチ「Apple Watch」誕生の出鼻を挫きシェア競争を優位に進める好機でもあります。

 Appleのイベント「Spring Forward」が来週3月9日(日本時間10日)と迫る中で登場した噂、Apple Watch単体が魅力的であればiOS向けAndroid Wearアプリのリリースは関係ないかもしれませんが、多数のアプリが使えるというAndroid Wearにも魅力はあります。

 今後の動向を注視したいと思います。

Source:01net9TO5Google

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