第6世代『iPod touch』のベンチマーク(Geekbench 3/Antutu)結果―第5世代とのスコア比較
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Apple iPod touch
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第6世代『iPod touch』購入レビュー、今回は32GBモデルの「Geekbench 3」と「Antutu」のベンチマーク結果を記録します。
第5世代との比較やスコアが近いiOS端末もあわせて記録します。
第6世代『iPod touch』のベンチマークスコア
第6世代『iPod touch』 32GBモデルは4インチという小さいボディながらクロックダウンされたA8チップを搭載しているのが特徴です。
実は最も楽しみにしていたベンチマークスコア、最初は「Geekbench 3」で計測した結果です。
第6世代『iPod touch』xGeekbench 3
上図は左からシングルコア/マルチコアという結果、初代「iPad Air」(A7チップ)に迫る処理性能を持っていることがわかります。
第5世代とのスコア比較
上図は先ほどの画像から第5世代(A5チップ)が掲載された場所までランキングを下へスクロールした状態で、第5世代を見るとシングルコアは約6.2倍以上、マルチコアも約6倍という差があることがわかります。
第5世代はフリーズが多い印象があったので多少値下げされても第6世代を選ぶのが無難と言えそうです。
似た処理性能の端末を探す
続いて第6世代『iPod touch』と同等のスコアを持つiOS端末を探します。上図を見るとシングルコア・マルチコアともに『iPad mini (Retina)』(A7チップ)に近い処理性能であることがわかります。
興味深いのは第3世代『iPad mini 3』が第2世代よりスコアを落としている点でしょうか。その第2世代となる『iPad mini (Retina)』(A7チップ)と同等スコアというのは嬉しいですね。
ベンチマークアプリ「Antutu」のスコア
次はお馴染みのベンチマークアプリ「Antutu」です。
上右はトータルスコア、左はランキングです。
先ほどの「Geekbench 3」では負けていた「iPhone 5s」より高く、「iPad Air」と同等のスコアとなりました。ベンチマークの計測方法によって違いはでると思いますが、「A7チップ」搭載デバイスと同等のスコアという認識で良いかもしれません。
駆け足でベンチマーク結果を見てきましたが、実際に使っていて手持ちの「iPad Air」や「iPhone 5s」と変わらない反応スピードという印象を持っていたので妙に納得できるスコアでした。
写真を撮影して編集できる最薄カメラであり、音楽プレーヤー、そしてゲーム・情報収集に使える処理性能を持つ最小iOSタブレットとして実はスゴイ端末なのではないかと思ってきました。64GBモデルまたは128GBモデルを選んでも良かったかもしれません。
前回の話
第6世代『iPod touch』購入レビュー、第5世代との外観を比べる
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