Android向けマルウェア『Mazar BOT』登場、遠隔操作やデータ消去などの恐れ
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SMSやMMSに届いたリンクをAndroid端末で開くとAPKファイルがインストールされ、感染すると遠隔操作やメッセージの内容が読まれたり端末内のデータを消去されてしまう可能性があるマルウェア『Mazar BOT』が出回り始めていることがわかりました。
Android向けマルウェア『Mazar BOT』登場
セキュリティ企業Heimdal Securityは2月12日、新手のマルウェア『Mazar BOT』がSMSやMMSで拡散していると注意を呼びかけています。Android端末に届いたメッセージ内にあるリンクを開くとAPKファイルのダウンロードが始まり、間違ってインストールしてしまうと攻撃者に管理者権限を与えてしまうとのこと。
『Mazar BOT』に感染した端末はバッグドアから監視や制御が行われてしまい、所有者の同意なしにSMSの送受信やメッセージの内容を読まれたり、ブラウザのセッションを奪うこともできるということです。更に端末内に保存しているデータを完全に消去したり、銀行などの認証システムの内容を読み取ることも可能とも伝えられています。
『Mazar BOT』への感染防止策としてSMS/MMSのリンクを踏まないことや、Android設定から「提供元不明のアプリ」をOFFにすることなどが挙げられています。
Source：HEIMDAL
気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。
