NHKと民法各社、地デジをスマホなどに無料転送できる専用テレビを2013年内に発売へ
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
NHKと民放5局は2013年内にも、地上デジタル放送をインターネット経由でスマートフォンなどへ転送(無料)するサービスを始めると日本経済新聞が伝えています。
ネット接続が可能な場所であれば放送データを受信し視聴できるとしています。
また、2013年内にも放送データの転送対応テレビが
Sonyや東芝といったメーカーから発売されるとのこと。
地デジをスマホなどに無料転送する専用テレビ
テレビ局とメーカーが総務省の主催する検討会にて
大筋で合意したとして5月中に正式発表する予定としています。
新サービスはまずテレビ局の地上デジタル放送が対象となり
2014年度から地方局での参画も予定しているとのこと。
放送データの転送に必要な機器など
- 放送データの転送には対応テレビ
- 転送データを受信する機器はスマホやタブレットなど
- インターネット回線
視聴範囲や機能について
- 受信場所は問わず、国内外で受信・視聴が可能
- 屋内ではWi-Fiによる転送
- 画質は通信回線により自動調整が可能
その他、対応機種や転送台数、ワンセグとの違いなど詳しい情報も掲載されています。
編集後記
すでにモバイル端末での地デジ視聴方法は少ないながら登場しています。
過去に取り上げたSlingBoxといった機器もありますが
ライトユーザーにとっては手が出しにくいジャンルの製品でもあります。
3G回線から自宅TVが視聴できる「SlingBox 350」とは何か、価格やアプリ・機能など
今回の専用テレビ作戦は、これまで同様に「テレビの買い換え」を促す販売方法ですが
高解像度化ではなく「ネット経由で視聴」という利便性を追求するタイプです。
「テレビで視聴しなくても良い」という決断は新しいかもしれませんね。
Source : 日本経済新聞