速度制限中の『OCN モバイル ONE』でもLINE「無料通話」が携帯のように話せた話
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OCN OCN モバイル ONE
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速度制限中の『OCN モバイル ONE』でFUSIONとLINE「無料通話」による通話を試したところ、携帯電話と変わらない速度で通話出来たという話を記録します。
速度制限中の『OCN モバイル ONE』でFUSIONとLINE「無料通話」を試す
これまでWiMAXや格安SIMカードを使ってIP電話の通話テストを行ってきましたが、遂に普通の電話回線と変わらないレベルを実現できるサービスに辿り着きました。
速度制限中の『OCN モバイル ONE』でFUSIONは使えるか
FUSIONの「IP-Phone SMART」は050番号を月額0円で入手できる有り難いIP電話サービスで何度も通話テストを行ってきました。
いずれも通話時に1秒～2秒ほどの遅延があり実用できない状況です。
コーデックが原因かと調べたところ、FUSIONのFAQに興味深い記事がありました。
- iLBC：32kbps／4KB/1秒間の通話
- G.711：128kbps／16KB/1秒間の通話
- G.722：128kbps／16KB/1秒間の通話
- Speex(8kHz)：25～50kbps／3.125KB～6.25KB/1秒間の通話
- GSM：48kbps／6KB/1秒間の通話
コーデック付近を変えることで改善するかもしれないということで設定を行います。
通信制限中でもG.711は問題ないはず、パケット送信間隔も10msの固定としました。
「IP-Phone SMART」の通話テスト結果
通話テストは2枚でシェアした状態の『OCN モバイル ONE』をターボ機能OFFにして行いました。
「IP-Phone SMART」の通話スピードは１～２秒遅れる感じという結果になりました。WiMAXと同等または少し速いかもしれませんが設定の効果があったかというと疑問です。
トランシーバーとまではいきませんが、発言の後に「～、どうぞ。」といった方がスムーズになるかと思える遅延具合でした。
速度制限中の『OCN モバイル ONE』でLINE「無料通話」は使えるか
次に同じ通話環境でLINE「無料通話」（「LINE電話」ではありません。）を試したところ驚くべきことが起こりました。特に設定をしていないのに遅延は0.1～0.2秒といった感じで au 回線で通話しているのと変わらずに話ができました。
通話テストは午後8時と午後11時に行いましたが、速度制限中のSIMカードに時間帯の影響は少ないようで３分ほど通話時間で遅延するシーンはありませんでした。
LINE恐るべし。
ターボ機能OFFの低速回線でも携帯電話のように通話できる『OCN モバイル ONE』も素晴らしいと言えます。
