SNSアプリ『カカオトーク』、韓国政府に通信記録の提出を開始
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たとえ捜査目的でもチャット記録を韓国政府に渡さないと宣言していた『カカオトーク』運営会社が10月から通信記録の提出を開始したと産経ニュースが報じています。
『カカオトーク』が韓国政府に通信記録を提出
産経ニュースによると、韓国当局は同国スマートフォン・ユーザーの9割強となる3,860万人が利用する『カカオトーク』の運営会社に対して別件で捜査を行っていたことから、政権の圧力に白旗を揚げた可能性が強いと伝えています。
2015年7月には同国の情報機関である国家情報院がパソコンやスマートフォンをウィルスに感染させて情報を盗聴する目的で2012年にイタリア企業からハッキングプログラムを購入したことが発覚しており、その際に「カカオトーク」を監視できる機能を付けるよう依頼していたことが判明していました。
同18日にソフト購入や運営の担当者が自殺する騒動に発展しています。
捜査協力の開始によりウィルス感染などすることなく韓国政府がSNSアプリの通信記録を見ることができるようになりました。これにより「カカオトーク」離れが加速すると思われます。