3DS風ゲーミングタブレット5型『GPD XD』は買いか、スペックと価格
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その他・中華タブレット GPD XD, エミュレータ, ゲーミングタブレット
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スマートフォンやタブレットが高性能になり使い切れないパーツも増えていますが、ゲーミングタブレットではボディが洗練され3DS LL同等サイズに仕上がっていました。
5インチ+十字キー等に分かれて持ちやすく、移動時はコンパクトに折り畳み可能で約300gという軽さにまで進化したゲーミングタブレット『GPD XD』は買いか考えたいと思います。
5型『GPD XD』のスペックと価格
最近のゲーミングタブレットといえば、JXDがTegra K1を搭載した7インチ『Singularity S192』を発表したり、Acerからも8インチの初ゲーミングタブレット『Predator 8』を発表するなど少ないながらも新製品が投入されています。
NVIDIA Tegra K1プロセッサを搭載した『JXD Singularity S192』
以前タブクルで購入レビューを行ったJXD製ゲーミングタブレット『JXD S7800b』は、本体が大きくて充電に専用ACアダプターを必要とするため持ち運びに問題があるほか、本体が重いために単体で使ったりHDMI経由でゲームコントローラーとして使おうとすると疲れてしまうという問題がありました。
大きいボディながら5000mAhというバッテリーだった『JXD S7800b』
その点でいうと『GPD XD』は小型軽量、まさに3DS LL風ゲーミングタブレットとなっています。
主な仕様・スペック
『GPD XD』の性能は最新Androidタブレットに比べると頼りなく感じますが、時代遅れというほどではなくCPUはRockchip製RK3288プロセッサ Cortex-A17 最大1.8GHzクアッドコアにRAM 2GBとなっています。
内部ストレージは16GBと32GBが最初に発売され、人気だったのか新たに64GBモデルも予約受付が開始されています。
画面サイズは5インチ(1,280 x 720)IPS液晶、本体サイズは155 x 89 x 24 mm(重量300g)となっています。バッテリー容量は6,000mAhと小さいボディに大きな安心を積んでいます。
豊富なハードキー
中国メーカーならではとしか言えない様々なゲーム機のエミュレーションに対応できる豊富なハードキーと任天堂DSシリーズやPSP、スーパーファミコンを再現するアプリがインストールされています。
もちろん許可されたゲームではないので勝手に入手して遊ぶと大変なことになるので注意が必要です。
Androidタブレットにはない”Start”や”JoyStick”などのハードキーが沢山あります。
パーツは日本製を使用
オリジナルの3D Joystickは耐久性に優れた日本のApls製を使用しているようです。
また、スイッチ部はLogitechやMicrosoftのハイエンドマウスに使われている日本のOMRON製マイクロスイッチを使用しているとのこと。
インターフェイス
背面にはゲーム用に4つのハードキーがあり、インターフェイスはMicroUSBとMiniHDMI、イヤホンジャック、MicroSDカードスロット(最大128GBサポート)が設けられています。
MicroUSB充電をサポートしているのでモバイルバッテリーが活用できます。
前面にはマイクとストラップホール、LEDランプも確認できるようになっています。
HDMI出力でゲームコントローラー化
HDMI出力ができるのはゲーミングタブレットであれば当然と言えますが、『GPD XD』は約300gと軽量なのでゲームコントローラーとして使えるかもしれません。
これは小型ゲーミングタブレットならではの”機能”と言えそうです。
『GPD XD』の価格
次に価格を見てみましょう。
『GPD XD』はアマゾンのマーケットプレイスにてプライム対応で16GBモデルと32GBモデルが販売されています。 一時期は”在庫なし”だったようですが記事投稿時点では”在庫あり”という表示になっていました。
GPD XD 16GB
GPD XD 16GB
GPD
価格: 21,480円 / レビュー1件(2015/12/18現在)
16GBモデル
GPD XD 32GB
GPD XD 32GB
GPD
価格: 23,480円 / レビュー-件(2015/12/18現在)
32GBモデル
カラーバリエーションはブラックとブルー、レッドの3色展開となっているようです。
『GPD XD』は買いか
ニンテンドーDSでマジコンを購入していたようなユーザーにとっては求めていた製品かも知れませんが、そうでなくともコンパクトなDS風デザインは物欲を刺激します。
『GPD XD』はAndroid OSを採用しているので(メインのGoogleアカウントでログインする勇気があれば)Gmailやブラウザ同期など通常のタブレットとしても楽しめます。
しかし、通信はWi-Fi 802.11 b/g/nだけでBluetooth非対応という潔さ、当然SIMカードスロットはありません。やはりゲームを楽しむ製品であって小型Androidタブレットとしての機能は求めないほうが良さそうですね。
ゲームROMを大量に保存するなら内部ストレージを多くしたほうが良いと思いますが、今回はデザインやコンセプトに惹かれて購入するので16GBモデルを注文したいと思います。