CHUWI HiBook Pro 製品レビュー、Retina解像度など特徴・Hi10 Proとスペック比較+開封
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中国メーカーChuwiが2016年8月に発売したばかりの10.1型デュアルOS仕様2in1タブレットPC『CHUWI HiBook Pro』をBanggoodさんより提供いただきました。さっそく製品の特徴・スペックと開封レビューを記録したいと思います。
CHUWI HiBook Pro 製品レビュー
『CHUWI HiBook Pro』は先日よりレビューしている「Chuwi Hi10 Pro」(GEARBESTさん提供)のスペックを向上させたバージョンといえる製品です。
外観・筐体は全く同じで印字だけ異なるといった状態ですがディスプレイから違いがあります。
ディスプレイはOGSで高解像度
「Chuwi Hi10 Pro」との違いはOGS(One Glass Solution)というタッチパネルとカバーレンズを一体化するパネルの厚みを低減する次世代タッチパネル技術を採用している点で、ダイレクトボンディングにより空気層がないため表示が鮮明になるのが特徴です。
解像度でもHi10 Proの1920x1200(WUXGA)を超える2560x1600となっています。
ちなみに『CHUWI HiBook Pro』の解像度は「13インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル」(価格148800円+税~/URL)と同じ、そう考えると中国メーカーの勢いは凄まじいですね。
バッテリーは大容量8,000mAh/USB Type-C搭載
「Chuwi Hi10 Pro」のバッテリー容量は6,500mAhですが、同じ10.1インチの筐体ながら『CHUWI HiBook Pro』は8,000mAhを積んでいます。そんなスペースあったんだと素直に思いました。
上図にはUSB Type-Cを搭載し3Aチャージを実現、8,000mAhでも3時間でフル充電になるとのこと。
外出先でも頼もしい『CHUWI HiBook Pro』ですが、肝心のモバイルバッテリー側が追いついていないため、スタバなどで1~2時間ほど滞在していれば回復できるイメージでしょうか。
2機種ともモバイル向けタブレットとして重要なポイントを抑えていて素晴らしい。
スペック、主な仕様
タブクル調べ tabkul.com |
Chuwi HiBook Pro | Chuwi Hi10 |
OS | Android 5.1,Windows 10 | Android 5.1,Windows 10 |
CPU | Intel Atom x5-Z8300プロセッサ 1.44GHz~1.84GHzクアッドコア |
Intel Atom x5-Z8300プロセッサ 1.44GHz~1.84GHzクアッドコア |
RAM | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB eMMC |
SDカード | microSDカード最大64GB | microSDカード最大128GB |
液晶 | 10.1インチ/OGS仕様 | 10.1インチ |
解像度 | 2,560x1,600 | 1,920 x 1,200 |
前面カメラ | 200万画素 | 200万画素 |
背面カメラ | 500万画素 | 200万画素 |
Wi-Fi | 802.11b/g/n | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 | Bluetooth 4.0 |
USB | USB Type-C | USB Type-C |
映像出力 | MicroHDMI | microHDMI |
サイズ | 262.0 x 167.5 x 8.5mm | 261.8 x 167.3 x 8.5mm |
重さ | 550g | 562g |
バッテリー | 3.7V/8000mAh | 3.7V/6500mAh |
カメラ性能にも違いあり
2in1タブレットなので重要な要素ではありませんが、背面カメラは「Chuwi Hi10 Pro」の200万画素よりも高い500万画素を『CHUWI HiBook Pro』は備えています。
しかし、運動会などの大会で9.7インチiPadを使って撮影している人も見かけるので、550gと軽くて10.1インチの画面で即時チェックできるというのは魅力なのかもしれません。
余談ですが、テレビでスーパーが店内で外食需要を取り組もうとしているというテレビ番組で、総菜を買って自宅に向かうよりもスーパー内で食事してゴミを捨てて帰るほうが気楽だと答えていた高齢者がいました。
スマートフォンで撮影してタブレットやパソコンへコピー、編集するよりも10インチ前後で撮って、その場で家族・仲間と確認できたほうがよいのかもしれませんね。
そう考えると10.1インチで高解像度な『CHUWI HiBook Pro』は魅力的です。
開封レビュー
ここからはBanggoodさんから届いた『CHUWI HiBook Pro』の実機を開封した話です。
メーカー製の化粧箱からBanggood独自の発泡スチロールとなって届くという話は本当でした。
蓋を開けると同梱品が入っていました。
サイズ確認用としてiPhone 5も一緒に撮影しています。
ACアダプターを見る
海外用ACアダプターと海外ホテルで提供されるような変換コンセントが入っていました。
ドッキングした状態。
USB Type-Cケーブル
USB Type-Cケーブルも同梱。
本体を見る
『CHUWI HiBook Pro』の背面、HiBookという文字ではなく”HiB”となっていました。なお「Hi10 Pro」の場合は”Hi10”となっています。2機種とも3A入力で充電できると印字されていました。
前面には保護シート、その下に液晶保護フィルムが貼られていました。
上図のような感じで保護シートを剥がすと、液晶保護フィルムが貼られている事を確認できます。
重量を知る
今度は重さを量ります。
『CHUWI HiBook Pro』は562g、過去記事を振り返ると「Hi10 Pro」は541g、、、ディスプレイとバッテリー容量の違いを考えれば当然ですね。
Chuwi HiBook ProとHi10 Proの外観を見る
今度は2機種を並べて外観を見てみたいと思います。
まず背面、大きな違いといえば『CHUWI HiBook Pro』にはインターフェイスの説明が印字されているくらいでしょうか。
ディスプレイ面、Windowsキーや前面カメラの位置は一緒です。しかし、近くで見てみるとパネルの中に違いがありました。
上図は左からHiBook、Hi10で、高解像度+OGS仕様のHiBookは黒くパネルの線が見えませんが、Hi10は白みがかってパネルの線が確認できます。
インターフェイスを見る
最後にインターフェイスを比べます。
なぜ綺麗に重ねなかったのかというと、背面カメラの位置に強力な磁石が埋め込まれているようで重ねようとすると反発して上図の位置まで移動してしまうという理由があります。
筐体は一緒で印字を変えたということがわかると思います。
価格
『CHUWI HiBook Pro』を提供していただいたBanggoodさんの販売価格は23,917円となっています。Hi10 Proでレビューした物理接続キーボードが使えるので高解像度ノートパソコンとしても使えるが魅力ですね。
次回より『CHUWI HiBook Pro』と専用キーボードの接続やWindowsやAndroidのセットアップ、ベンチマークなどを記録する予定です。