アップルが4年ぶりの株価下落で週末にデットクロスか、理由など
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ロイターによるとアップル株は5日に6.43%安の538.79ドルで終了
1日だけで時価総額350億ドル近くを失ったとしています。
また米株式市場はナスダック総合株価指数が4日続落
話題の主役は、アップルの株価が日足チャート上で「デッドクロス」に近づいていること
その警戒を背景にアップル株は大幅に下落しており
更にはナスダック指数をも押し下げているということです。
アップルの株価下落、原因は
4日、アップル株は売買量を伴いながら下落。
5日、信用取引等の証拠金比率の引上が伝わったことから
株式の流動性低下を警戒した売りが続いてしまった。
投資家の間では、週末にデッドクロスになる不安から
心理的な悪化が広がっています。
アンドロイドの影
調査会社IDCによると、アップルのタブレットは
昨年2011年のタブレットシェアで56.3%だったがアンドロイド端末の
追い上げにより2012年には53.8%へ低下すると見通しを示したことも
アップル株の不安を高めたとしています。
一方、IDCは2012年の「アンドロイド」シェアは
2011年:39.8%から
2012年:42.7%へ上昇すると予測も示しています。
税の影響
アップル株はキャピタルゲイン課税が来年引き上げられるとの観測から
年末は売られやすい銘柄という指摘もあります。
今年のアップル株は昨年比3割以上という高い水準で
売却益の税率が上がる前に利益確定したいという心理も考えられています。
アップル株への不安が広がりを魅せていますが
2012年初頭比で33%上昇した状態ということです。
最近、新製品のサイクルが早まりそうな感じですが
早くシェアを安定させて株価を持ち直したいのかも知れませんね。
確認&更新中。。。
Source : reuters