販売開始していた表裏2画面 Windows 8 「TAICHI21」は買いか
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ASUS
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Windows 8 勢とともに ASUSの「TAICHI21」もまた販売を延期していましたが
ここ数日で販売が開始されていたようです。
マイ Windows 8 タブレットを探す旅は ASUS で終わるのかスペックから判断します。
表裏2画面な TAICHI21
世界初の2画面として話題になった TAICHI21 ですが
スペックと先行レビューから実用的なのか判断したいと思います。
TAICHI21 はウルトラブックに位置づけられています。
液晶サイズは 11.6インチ とモバイル向けで
解像度は 1920×1080ドットと他のWindows 8 より高い数値です。
CPUも Core i7-3517U(1.9GHz)とハイエンド仕様になっていて
GPU(グラフィック)は、Intel HD Graphics 4000でした。
ストレージ は SSD 256GBと大容量です。
ただ残念なのがメモリが4GBな点で 8GBは欲しいと思いました。
Wi-Fi は 802.11a/b/g/n 、Bluetooth 4.0にも対応
カメラは、ノートパソコン面が92万画素、タブレット面:500万画素。
コネクタはUSB3対応なのは嬉しいと思いました。
- mini-VGAが1つ
- マイクロHDMIが1つ
- USB3.0が2つ
サイズは 306.6(W)×199.3(D)×17.4(H)mmとなっていて
重量は、約1.25kgです。
ギリギリ持ち運べるといった感じでしょうか
2画面は便利か
スペックよりも2画面が気になります。
- キーボード側にある画面は【非光沢液晶】 で 【非タッチパネル】
- 背面にある画面は【光沢液晶】で【タッチパネル】対応となっています。
Windows 8 でキーボード入力している時はタッチパネル操作が出来ません。
両面ともタッチパネル対応と思っていただけに驚きました。
また、256段階筆圧デジタイザーペンが付属されていますが
背面の画面だけが使えるようです。
バッテリーは持つのか
ASUSの公表値は 約5.2時間 となっていますが
先行レビューを見て回ると、、、
- 1画面であればVAIO DUO 11と同程度の4.5時間持ちそうです。
- 2画面となると2.5時間まで駆動時間が短くなります。
2画面それぞれに異なる映像を表示させることができるという事で
プレゼンの際は活躍するかも知れません。
もちろん、相手に変な画面を見せないように練習しておく必要があります。
TAICHI21は買いか
TAICHI21 のCPUやストレージは魅力的ですが
メモリが4GBでASUSの製品ページでも増設は不可と書かれています。
2画面を2つにしたというよりもコストカットで
従来のノートパソコンの金型を使い、背面にディスプレイを付けたと思えてしまいます。
そうなると14万近い価格は高く感じてしまいます。
TAICHI21 はスペックや発想、価格的にも昨日調べた Yoga 13 に近いですね。
TAICHI21 と Yoga 13 を比べると Yoga 13 に気持ちが傾いてしまいます。
容量を求めるなら TAICHI21 かも知れません。
バッグに入れた時に天板が、従来の保護する目的から保護される対象に変わったので
TAICHI21 の取り扱いは難しいと思ってしまいます。
奇抜なデザインよりもタブレット型でハイエンドなPCが欲しいのですが、、、
現行だと「ICONIA W700」しか見当たりませんね。
<昨日の「Yoga 13 」に関する記事>
4変化のWindows 8 搭載 「IdeaPad Yoga 13」は買いか考える、魅力と弱点
<先日の「ICONIA W700」に関する記事>
Windows 8 タブレット型 「Acer ICONIA W700」は買いか、強みと弱みを考える
Source : TAICHI21製品ページ