Windows 10 ARMノートパソコン『Qualcomm CLS』がGeekbenchに掲載

公開日: : その他・中華タブレット

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ベンチマークサイトGeekbenchにWindows 10を搭載した『Qualcomm CLS』というデバイスが掲載されました。

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『Qualcomm CLS』がGeekbenchに掲載

Geekbenchのデータベースに『Qualcomm CLS』という名称のデバイスが19件ヒットしていましたが、日本時間11月15日の午後5時ごろには全件が削除されてしまいました。

いずれもWindows 10 SまたはWindows 10 Proを搭載しており、過去2か月間にわたりテストされていました。記事冒頭の画像は最新のスコアです。

『Qualcomm CLS』にはRAM4GBまたは8GB、CPUは1.0~2.2GHzオクタコアのQualcommプロセッサが搭載されており、19件中の最高スコアはシングルコアで1202ポイント、マルチコアで4263ポイントとなっています。海外メディアが伝えるところによると同じくSnapdragon 835を搭載したAndroidデバイスでは最高でシングルコア2200/マルチコア7700とも伝えられています。

現状ではIntel搭載ノートパソコンに比べ処理性能が高いとは言えない状態で、ベンチマークにかけられたデバイスはプロトタイプだとみられています。

―Windows 10 on ARMの評価が下がるという意味でスコア全件を削除したのかもしれませんね。

前回の記事ではHPが12インチのSnapdragon 835搭載ノートパソコンをHP CarePackデータベースに登録していたことが発見されています。

2017年内にSnapdragon 835搭載ノートパソコンがHP/ASUS/Lenovoからリリース予定で、そして来年にはSnapdragon 845も控えています。今後の動きに注目したいと思います。

過去記事
ARM版Windows 10搭載PCは2017年内に発売予定、常時接続セルラーPCへ
ARMベースのWindows 10は2017年リリース、Win32アプリも動作可能/Qualcomm搭載デモ動画

前回の話
HP、初のSnapdragon 835搭載Windows 10ノートパソコンを掲載

Source:GeekBench

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