2018年3月 格安SIM・格安スマホ通信速度調査が発表、サブブランドと速度差あり
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MMD研究所は3月7日、格安SIM・格安スマホ通信速度調査の結果を公開しました。やはりMVNO事業者よりも大手キャリアのサブブランドが速度面で優勢となっています。
MMD、2018年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査を発表
MMDが調査対象としたサービスは次の10社です。
Y!mobile
楽天モバイル
mineo(Dプラン、Aプラン)
OCNモバイルONE
IIJmio(Dプラン、Aプラン)
UQ mobile
BIGLOBEモバイル
イオンモバイル(Dプラン、Aプラン)
DMM mobile
LINEモバイル
調査方法は2018年2月14日~2月19日の平日4日間で、主要3都市である東京、名古屋、大阪の主要駅にて、各駅1箇所ずつ9時~10時、12時~13時、17時~18時の3つの時間帯において、2アプリで各サービス3回計測としています。
サブブランドが高速
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MMDの解説で注目している中央値が高かったのはY!mobileで26.0Mbps、次いでUQ mobileが25.5Mbpsとなっていました。
最も回線が混雑する昼12時~13時の時間帯で見てみると、UQ mobileが29.2Mbpsで最も早く、次いでY!mobileが 22.9Mbps、LINEモバイルが1.5 Mbpsという結果でした。ちなみにmineo_dは0.9Mbps、OCNモバイルONEが0.7Mbpsと圧倒的な差が開いています。
そして従来の計測方法である平均値の速度結果について、ダウンロード速度はUQ mobileが30.3Mbpsで最も速く、次いでY!mobileが29.1Mbps 、mineo(docomo)が16.8Mbpsとなったとしています。
YouTubeとウェブ閲覧スピード
計測アプリ「4Gmark」で計測した「Youtube」のloading Timeは、Y!mobileが2.5秒と最も短く、次いでUQ mobileが2.9秒、LINEモバイルが6.7秒という結果に。
また、ウェブのloading Timeについては、Y!mobileが4.3秒と最も短く、次いでUQ mobileが4.6秒、LINEモバイルが5.2秒となりました。
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Y!mobileとUQ mobileはともに大手キャリアのサブブランドで速度面に強みがありました。そのことについてはMVNO事業者から指摘もあり、フェアな戦いとなっていないようにも見えます。
MVNO事業者の中で検討していたLINEもまたソフトバンク傘下になるということで今後の展開に注目です。
Source:MMD研究所