Intel、小型PC+スマホ『Pocket PC』の実機を初披露
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Intelは台湾で開催されたComputex2018において現地時間6月7日、過去に発表してきたデバイスを年別に披露、その中に2016年に発表していたスマートフォンとしても使える小型パソコン『Pocket PC』の実機を公開しました。
Intel Pocket PCの実機を初披露
この『Intel Pocket PC』はCPUに同社のKaby Lake Yプロセッサーを搭載、Windows 10 mobileで動作しており、Microsoft のスマートフォンでデスクトップPCを体験できるソフトウェア「Continuum for Phone」により簡易版Windows 10としても動作できるようです。
端末の隣には冷却ファンを内蔵した専用ドッグを用意、キーボードやマウスを接続することでデスクトップPC として使えるとしています。
『Intel Pocket PC』は他のメーカーに提案するためのプロトタイプであり、実際には発売されないようですが常時接続PCへ向けた取り組みのひとつだったようです。
このコンセプトは2016年9月に日本でも発売された「HP Elite x3」や2015年10月に米国で発表された「Lumia 950」などと似ています。残念ながら他のメーカーが追随せず、普及しませんでした。
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現在はQualcomm がマイクロソフトと連携して常時接続PCを年内にリリースする予定です。Snapdragon 1000も噂されており、『Intel Pocket PC』の構想はQualcommが引き継ぎそうです。
Intelはクリエイター向けのパワフルなノートパソコンにシフトしていくのかもしれません。
最後に『Intel Pocket PC』はNotebookitaliaが公開した動画でを確認できます。