10.5インチ対決「Galaxy Tab S4 vs ALLDOCUBE X」でスペック比較

Samsungが8月1日に発表した最新Androidタブレット「Galaxy Tab S4」に対抗すべく発表された「ALLDOCUBE X」の10.5インチ対決としてスペック表を作成しました。

またスペック表に収まらないところも比較します。

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「Galaxy Tab S4 vs ALLDOCUBE X」スペック比較

以前からスマートフォンのベゼルレス化による大画面化でAndroidタブレットで人気のサイズだった7インチも新作リリースの話題を聞かなくなりました。

Nexus 7 や Xperia Tabletの頃が懐かしく思います。

タブクルを始めたころに購入したタブレットの1つが今回のCUBE(ALLDOCUBE)で、低価格なのに質感がよくて「恐るべし中華パッド」と興奮したことを覚えています。

今ではWindowsタブレットは2in1タブレットへと変わり、発表の話題も少なくなってしまい、元気なのはiPadくらいでしょうか。

、、、話を本筋に戻して2機種のスペック表を確認します。

スペック比較表

 タブクル調べ
 tabkul.com
Galaxy Tab S4 ALLDOCUBE X
OS Android 8.1 Oreo Android 8.1 Oreo
CPU Qualcomm Snapdragon 835 – 2.35GHz+1.8GHzオクタコア/Adreno 540 GPU MediaTek製MT8176最大2.1GHzヘキサコア
RAM 4GB 4GB LPDDR3
ストレージ 64GB / 256GB 64GB eMMC
SDカード microSDカード最大400G MicroSDカード最大128GB
液晶 10.5インチSuper AMOLED 10.5インチSuper AMOLED
解像度 2560×1600 2560×1600
前面カメラ 800万画素 800万画素
背面カメラ 1300万画素 800万画素
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac 802.11 a/b/g/n/ac
近距離無線 Bluetooth 5.0 Bluetooth 4.2
インターフェイス USB Type-C3.1 / POGO / Sペン USB Type-C / イヤホン / 指紋
サイズ 249.3×164.3×7.1mm 厚み6.9mm
重さ 482g(Wi-Fi)/ 483g(LTE) 非公開
バッテリー/消費電力 7300mAh 8000mAh
価格 649.99ドル 269ドル

価格について

2機種を比べるにあたり最初に把握しておくべきことは価格差です。

「Galaxy Tab S4」は649.99ドル(72,321円)で、チャレンジャー「ALLDOCUBE X」は海外メディアの情報で確定ではありませんが小売価格269ドル(29,930円)となっており、高くても300ドル以下とみられています。

「ALLDOCUBE X」についてはINDIEGOGOでは早期出資者向けに上記の小売価格よりも値下げして提供するとしているので安く入手できることが大きな特徴です。

本来であれば価格差が大きい2機種を比べることはしないものですが、今回は「Galaxy Tab S4」キラーを謳っているので敢えて比較しています。

ディスプレイと筐体、バッテリー容量

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S4よりも薄い6.9mmの「ALLDOCUBE X」。

画面サイズと解像度、そしてSamsung製のSuper AMOLEDディスプレイを採用しているところが共通となっています。

「ALLDOCUBE X」ではSuper AMOLED採用を強くPRしており、IPSに比べ広範囲の色を表現できるためHDRスタンダードよりも豊かな色彩を楽しめるようになっています。

また、Super AMOLEDはバックライトを必要としないため筐体が薄く設計可能、S4は7.1mm、Xは6.9mmを実現しています。

その薄さながらバッテリーをS4は7300mAh、Xは8000mAhも積んでいます。

薄くて大容量バッテリーを搭載しているという意味では「ALLDOCUBE X」の努力が垣間見れます。

Sペンの存在

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「Galaxy Tab S4」にはSペンが付属しています。

筆圧感知4096レベルをサポートしており、上図のように画面オフ時でもメモを記録できるようになっています。これはiPadにもない機能でタブレットとして魅力的です。

CPU、RAM、ストレージ

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CPUはS4がSnapdragon 835、XがMediaTek製MT8176を積んでいます。このメインとなるパーツが本体価格に反映しているような気もします。

2つのスペック比較をVERSUSが公開しています。その一部を抜粋します。

  • Snapdragon 835 – 2.35GHzx4コア+1.8GHzx4コア=オクタコア
  • MT8176 – 2.1GHzx2コア+1.7GHzx4コア=ヘキサコア

GPUのクロックスピードはSnapdragon 835が624MHz、MT8176が600MHzという違いがあります。

次にRAMは共通で4GBとなっていました。

そしてストレージは内部がS4:64GB / 256GB、X:64GBという風になっており、外部メモリとして対応しているmicroSDカードはS4:最大400GB、X:最大128GBとなっています。

処理速度に違いはありますが、RAMは同じ容量、ストレージも外部メモリ128GBもあれば十分という気もします。

コンテンツ視聴としてタブレットをみていれば「ALLDOCUBE X」もありです。「Galaxy Tab S4」はパソコン風に使えるDexをサポートしているので本来Windowsで行うような事務作業をAndroidタブレットで行いたいというニーズまで満たせそうです。

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キーボード、マウス、モニターを追加できる「Galaxy Tab S4」。

サウンド、カメラ

サウンド面では2機種とも力を入れています。

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「Galaxy Tab S4」はヘッドホンブランドとして有名な「AKG」がチューニングしたクアッドスピーカーを搭載しています。さらにホームシアターなどでもおなじみのDolby Atmosを採用しています。

その一方、「ALLDOCUBE X」はAKM(旭化成エレクトロニクス)のオーディオ専用チップを搭載しHi-Fiオーディオ再生をサポートしています。

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専用チップを搭載するあたりコンテンツ視聴端末としてS4キラーと言えるのかもしれません。

タブレットのカメラは簡易的な印象ですが、2機種とも前面800万画素を搭載しておりスマートフォンのミッドレンジ並みとなっています。

背面にはS4が1300万画素、Xが800万画素となっています。

実際にタブレットを持ち上げて動画を撮影したり、一瞬を切り取ろうと待ち構えるのは厳しく、とくに10.5インチという大画面タブレットであれば必要十分なスペックだと思います。

2機種の解像度とSuper AMOLEDディスプレイを考えると、どちらかというと一眼カメラなどから写真を取り込んだり編集したりする機会のほうが多そうです。

比較した感想

価格差の大きなタブレット2機種の比較でしたが「ALLDOCUBE X」が掲げるキャッチコピーである「映画や音楽のために設計したタブレット」に答えがありそうです。

自ら「Galaxy Tab S4」キラーを名乗っていますが、真っ向から勝負を挑むのではなく多くの人が必要とする機能に限定、Androidタブレットに求められているディスプレイと音に絞って注力した印象です。

「Galaxy Tab S4」はサムスンの強みであるSペンやPCライクなDex対応などで生産性を高めるようなタブレットにまで昇華させています。

ランチェスター戦略を見ているかのような2社の立ち振る舞い、今後の展開が楽しみです。

各タブレットの前回の記事
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