光るアイデア『VAIO A12』は4096段階ワコムペンや12.5型で約1kgの軽量2in1など特徴・価格・発売日
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VAIOは2018年11月13日、筆圧検知4096段階のワコムデジタイザ―ペン対応や独自機構により1,099gと軽量ながらノートパソコンとしても実用的に使える2in1タブレットPC『VAIO A12』(法人向けはVAIO Pro PA)を発表しました。
『VAIO A12』のスペック・価格・発売日
11月13日に行われた製品発表会で披露された『VAIO A12』は見た目が完全にクラムシェル型のノートパソコンで、クレードルによるデスクトップPCとしても使える2in1タブレットPCです。
VAIO A12は着脱式PCの弱点を克服するアイデアを詰め込んだ2in1で、Microsoft Surfaceシリーズのようなキックスタンドは設置面積が広く膝で使いにくいという問題や、キーボードを重くしてタブレット(ディスプレイ部)を支える方法も最大角度や重量の問題があるとして、それらを一挙に解決したとしています。
それが特許登録済みの独自ヒンジ「Stabilizer Flap」、タブレットとキーボードの中間に存在する位置枚の板です。(冒頭の画像を参照)
ディスプレイ部(タブレット本体)とキーボードは前面と背面の2方向から着脱することが可能、取り外したキーボードはBluetoothではなく無線による独自の方式で暗号化通信を行うワイヤレスキーボードとして利用できるため従来のノートパソコンとは異なる使い方が行えます。
さらに12.5型のディスプレイはタッチ操作だけでなくワコム社製デジタイザースタイラス(ペン)をオプションで導入可能、高解像度(4096階調)かつ、遅延のない自然な描き心地を体験できるとしています。
ワイヤレスキーボードモードとワコムペンを使ったお絵かきも。
インターフェイス
VAIO A12は豊富なインターフェイスも特徴で、上図のように外部ディスプレイとの連携やPD対応モバイルバッテリーや『5Vアシスト充電機能』によるコンビニなどのPD非対応モバイルバッテリーからの充電に対応しています。
さらにmicroSIMカードスロットを搭載、ドコモ/KDDI/ソフトバンクの3社に対応したモバイル通信が行えます。
CPUにはIntel Celeron、Core m3、Core i5、Core i7が用意され、いずれもYシリーズとなっています。これは直接競合となりそうなパナソニックのレッツノートXZシリーズが採用しているパワフルなUシリーズとは異なります。
メモリは4GB / 8GB / 16GB、ストレージはSSD 128GBから最大SSD NVMe 1TBまでサポートしています。
より詳しいスペックはVAIOのA12製品ページより確認できます。
発売日・価格
VAIO A12は11月13日より予約受付が開始され、発売日(お届け予定日)は11月22日を予定、価格は121,800円+税からとなっています。
今回はCore i7-8500Yでメモリ8GB以上という「ALL BLACK EDITION」も発売されています。
リンク:VAIO A12