ソフトバンクが東証一部上場、初値は公開価格を下回るも時価総額は7位に–ライブ中継も
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ソフトバンク
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ソフトバンクグループ(SBG)の国内通信子会社、ソフトバンクが12月19日に東京証券取引所第1部へ上場しました。
初値は1463円と公開価格(1500円)を2%下回り、午前の終値は1360円となっています。
ソフトバンクが東証一部上場
上場時のソフトバンク時価総額は7兆35億円で東証1部の7位、大型の新規株式公開(IPO)となっています。
株価は一時1344円まで下落後は1400円を割り込んで推移、午前の終値は1360円となりました。これについては同社の携帯電話で12月6日に起きた大規模通信障害が投資家の心理に影響したという指摘もあります。
これまでソフトバンク株の99.99%を保有していたSBGは上場に合わせて約37%を売り出し、2兆6000億円を調達しました。
これは1987年のNTTを上回る国内では過去最大の規模で、世界を見ると中国アリババグループが2014年にニューヨーク証券取引所へ上場した際の250億ドル(約2兆7千億円)が最大とされており、これに迫る勢いとなっています。
同社は調達した資金を財務基盤の強化やAIなどへの投資するほか、過去に行ってきた巨額の買収費用(2018年9月時点で約16兆6千億円)の負債圧縮に充てるようです。
記者会見のライブ中継も予定
ソフトバンクは2018年12月19日(水)の東京証券取引所市場第一部への上場に伴い記者会見を開催、その模様はライブ中継で2018年12月19日(水)午後3時30分より配信されます。