GPD MicroPCの製品ページ公開!Surface Go同等の処理性能でWin10Pro搭載など特徴・動画
公開日:
:
最終更新日:2019/05/18
GPD GPD Pocket, UMPC
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
今度は現場向け!
中国GPDが最新ノートパソコン(UMPC)として出資予定としていた『GPD MicroPC』の製品ページをクラウドファンディングIndiegogoで公開しました。
※記事公開時点ではプレビュー段階のため、キャンペーンページが削除される可能性があります。
GPD MicroPCの特徴・動画
はじめに注目の目標額ですが10万ドルということで約1,100万円を設定しています。
少し控えめな数字ですが今回は一般消費者というよりもサーバー管理者やネットワーク管理者、サポート業務などの現場のプロ向けに開発されていることがあると思います。
GPD MicroPCはSurface Goのライバルか
はじめはSurface Goの話から始まります。iPad 6キラーとも呼ばれていると紹介しますが同社の「GPD MicroPC」はSurface Goよりも小さく、かつ豊富なインターフェイスを備えていると違いを強調しています。
『GPD MicroPC』は最薄部で15mm、重量は440g、消費電力は僅か6Wで後述されるベンチマークスコアもSurface Goと同等(記事末尾のリンク先より確認可能)ということで生産的なツールとしています。
インターフェイス
まずは、その豊富なインターフェイスを書き連ねてみます。
- RS-232
- HDMI2.0
- USB3.0x3基(背面2基/側面1基)
- USB-Cx1基(PD充電サポート)
- MicroSDXCスロット
- RJ45(ギガビット有線LAN)
- イヤホンジャック
- ファンOn/Offスイッチ
- タッチパッド
- 左クリック/スクロールホイール/右クリックの3ボタン
確かに多いですね。同社のこだわりはRS-232シリアルポートで、産業用計測機器、マウス、キーボード、プリンタなど広く使用されているほか、RS-232からRS-485にアクセスして1200mおよび100Kbpsでのデータ通信も行るとのこと。
MicroSDカードは最大2TBまでサポート、UHS-Iバス、クラス10規格、U3グレード、およびA2規格に対応しているところにもこだわりを感じます。
個人的にはGPD Pocketシリーズになかったスクロールホイールはいいなと思いました。
タッチパッドなどの位置から立って作業する現場向けというのが伝わってきます。
さらにキーボードはバックライト付きで薄暗い場所でも文字入力が行えます。
動き回っても安心なストラップホール、底面にはモニターアームのような製品に装着できるよう2.5mmネジの穴が2つ設けられています。
OSからも感じる現場仕様
ソフト面で興味深いのはWindows 10 HomeではなくWindows 10 Proがプリインストールされているところです。Proは遠隔操作が標準で使えるほかセキュリティ管理などもあり、ここからも現場仕様を感じました。
また、Ubuntuと戦略的パートナーとなっているようでUbuntu MATE 18.10をサポートしています。サーバ管理などをする際、Linux系コマンドが容易に使えて重宝されそうです。
なお、デュアルブートへの言及はありませんでした。
下記はキャンペーンページで公開されている動画です。
前回の話⇒6型GPD MicroPCが初披露、ハンズオン動画ほか
GPD MicroPCの詳しいスペックや特徴は下記リンク先より確認できます。
⇒リンク:GPD MicroPC(INDIEGOGO) (最新のGPD記事へ)