スライドQWERTYキーボード搭載5.99型『F(x)tec Pro 1』発表、価格・スペック
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その他・中華タブレット MWC, MWC2019
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新興企業FX TechnologyがMWC2019においてスライドQWERTYキーボード搭載5.99型『F(x)tec Pro 1』を披露しました。7月リリース予定としています。
5.99型『F(x)tec Pro 1』の価格・スペック
F(x)tec社は当初、MotorolaのMoto Zスマートフォン向けのスライドキーボードを開発していたMoto Modアクセサリーメーカーで、最終的に自社スマートフォンのリリースに踏み切ったようです。
『F(x)tec Pro 1』最大の特徴はスライド式のQWERTYキーボード、5行に並べられた64のバックライト付きキーを備え、スライドさせることで画面の角度は155度に傾けることが可能。
また、触感フィードバックを備えることで物理キーらしさを体感できるようです。
ソフト面ではキーボード入力時の横向きに最適化した独自のAndroidランチャーアプリを構築、矢印キーを使うことでタッチ操作を行うことなく画面の移動を行えるほか、任意のアプリを直接起動できるため、コントローラーとしてもつかえるようになっています。
スペック、主な仕様
『F(x)tec Pro 1』は5.99インチFHD+(2160x1080)解像度AMOLED曲面ディスプレイをゴリラガラス3で保護、CPUにはSnapdragon 835(MSM8998)プロセッサ、RAM6GB、ストレージ128GB、外部メモリmicroSDカード最大2TBという構成。
プロセッサがSnapdragon 855や845ではなく835ということで疑問を伝えるメディアもありましたが、多くのユーザーは835でも十分に快適で、それでありながら昨年発売されたBlackBerry KEY2のSnapdragon 660よりもパワフルなのに低価格なQWERTYキーボード搭載スマートフォンを実現できていることが素晴らしいと思います。
カメラは前面800万画素F/2.0、背面1200万画素(Sony IMX363イメージセンサー)F/1.8と500万画素F/2.0のデュアルカメラ仕様。
バッテリー容量は3200mAh、通話10時間/待ち受け480時間/Quick Charge 3.0をサポート。
通信ではWi-Fi 802.11/a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0、Google Pay決済に対応したNFC、HDMI出力をサポートしたUSB-Cを備えます。
モバイル通信はNanoSIMx2基とMicroSDカードスロット構成で対応周波数は次のようになっていました。
GSM: 2, 3, 5, 8
WCDMA: 1, 2, 4, 5, 8
CDMA/EVDO: BC0, BC1
TD-SCDMA: 34/39
TDD-LTE: 38/39/40/41(100mhz)
FDD-LTE: 1, 2/25, 3, 4, 5/26, 7, 8, 12/17, 13, 20, 28, 66
ドコモB19こそありませんが、ソフトバンク回線と相性が良さそうです。
インターフェイスは3.5mmイヤホンジャック/デュアルステレオスピーカー、側面に指紋センサーを配置。
OSについてはピュアAndroidを謳っており、Android 9.0 Pieをプリインストールします。
価格・発売日
『F(x)tec Pro 1』の発売日は2019年7月頃を予定、すでに予約注文の受付が開始されており、その価格は649ドル(71,909円)と全体のスペックから考えるとリーズナブルです。
リンク:F(x)tec Pro 1