ソフトバンクの2年縛りなし/解約金なし新料金プランで最安プランを探す。価格表のカラクリ

公開日: : ソフトバンク

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ソフトバンクは9月6日、契約期間と契約解除料もない新しい料金プランの申し込み受付を同月13日より開始すると発表した。

ソフトバンクが2年縛りなし/解約金なしの新料金プラン

ソフトバンクの新しい料金プランで目玉となるのは携帯業界で長いこと問題視されていた2年縛りと解約金の排除が挙げられる。

次にスマートフォン(スマホ)やタブレット、ケータイ、モバイルWi-Fiルーターといった利用のデバイスごとに異なっていた基本料を統一、シンプルでわかりやすい料金プランとしている。

その象徴となるのが「基本プラン」でスマホ、ケータイ、タブレット、Wi-Fiルーターは全て月額980円となった。このうちスマホ、ケータイは音声付き、タブレット、Wi-Fiルーターはデータ専用となる。

基本プラン(音声)は国内通話が24時間無料になる「定額オプション(月額1,500円)」、1回5分以内の国内通話が無料になる「準定額オプション(月額500円)」が別途オプションとして用意された。

なお、同じ基本プランでも「みまもりケータイ」「キッズフォン」「あんしんファミリーケータイ」は、月額490円、1回5分以内の国内通話無料となっている。

スマホは必須契約「データ定額サービス」のカラクリ

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ケータイは基本プランだけの契約が可能で月額980円~となるが、スマートフォンは上記の表にあるデータ定額サービスを契約する必要がある。

5つの名称を用意しているが、多くの人が契約するスマートフォン向けプランは上から3つまで、そして実際に利用されるのは2つだけとなるカラクリがある。

まず最安で契約したい場合は「データプラン1GB」の月額1500円になるだろう。基本プランと合わせると月額2480円+税で通話は従量課金で月間1GBデータ転送が可能だ。

次に安く見える「データプランミニ」はカラクリがあり、契約すると利用者が損しやすい仕組みになっている。

「データプランミニ」には要注意

この「データプランミニ」は月額3000円から最大7500円となっていて、0GBから50GBまで利用するデータ量に柔軟な対応ができるように思える。

しかし、よく見ると「4段階」となっている。「データプランミニ」の料金を箇条書きにしてみるとわかりやすい。

  • ~1GBまで:月額3000円
  • ~2GBまで:月額5000円
  • ~5GBまで:月額6500円
  • ~50GBまで:月額7500円

1GB⇒2GB⇒5GBの次は一気に50GBとなっている。また月額料金の跳ね上がりにも注目だ。

この「データプランミニ」を検討した時点で、その利用者はスマートフォン単体でネットを使う習慣がある。もしなければ先ほどの「データプラン1GB」以外は目に留まらないだろう。

通勤・通学で電車を利用している人たちでYouTubeなどの動画サービスを利用していれば月間5GBは軽く超えてしまう。その時点で月額7500円となり、総額8480円が請求される。

仮に2GB使わなくても1GBを超えた時点で月額3000円が5000円と高額になってしまう。

しかし、窓口の見栄えはよく月額3000円から利用できて、さらに「1年おトク割」併用で1000円OFFと案内される。この割引は1年間だけ有効だが提示される月額料金は総額2980円となる。

UQ mobileを調べた時もそうだが、通信会社側が提示するオススメプランは何故か2980円スタートだ。そこから1000円が追加され、最終的には毎月4000円を支払うことになる。

この「データプランミニ」契約を検討する人であれば最初から月間50GBが利用できる月額6500円の「データプラン50GB+」を選んだほうが良いだろう。

つまり新しい料金プランではネットを常用するなら「データプラン50GB+」、しないなら「データプラン1GB」の2択なのだ。

「データプランミニ」も選べるが「今月は1.1GBだったから3980円じゃなくて5980円」といった感じで、どれくらい使用したのか考えながらデータ通信をすることになる。

ウルトラギガモンスター+とミニモンスターとは

シンプルを謳いながら名称が多いのはパッケージ化して、利用者に選択肢を少なくしたいからのようだ。

スマートフォンの最安プランは基本プランに「データプラン1GB」を加えた月額2480円だが、ソフトバンクは他2つのプランを推したいため2つのモンスターを生み出した。

1つは「ウルトラギガモンスター+」で、これは先ほどの「データプラン50GB+」と基本プランを組み合わせたプランの別名だ。

もう1つの「ミニモンスター」は先ほど酷評した「データプランミニ」に基本プランを加えた別名となる。

この2つはUQ mobileでいうところの「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」に似ている。つまりソフトバンク側にとって美味しいプランだ。これらをモンスター化してCMを展開し「この2つから選べばいいんでしょ」と思考を停止させる狙いを感じる。

最安プラン「スマホデビュープラン」

モンスターとは別に「スマホデビュープラン」があり、これは先ほど最安プランになる構成とした「基本プラン(音声)」と「データプラン1GB(ケータイ)」の別名となる。

このプラン紹介を見ると「準定額オプション」(月額500円)を条件に「1GB専用割引」(月額1000円OFF)が適用される。さらに初年度だけ有効な1年おトク割(月額1000円OFF)を加えると次のようになる。

  • 1年目:月額980円
  • 2年目:月額1980円

このプランを利用することで1回5分の無料通話と月間1GBのデータ通信が利用できる。このプランが最安プランとなるだろう。

先日ソフトバンクからMNP契約したUQ mobileは月額1680円で月間3GB+制限後200kbps、通話は従量課金、個人的には1回5分の無料通話より制限状態と高速モードで良好だったUQ mobileの月間3GBを優先したい。

前回⇒ソフトバンクが「2年縛り」を2019年9月から廃止へ、ワイモバイルも

リンク:ソフトバンク料金ページ

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