ONYXがE-ink仕様のスマートフォン開発中 #CES2020
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その他・中華タブレット BOOX, Onyx
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ONYXは電子ペーパー仕様のスマートフォンを諦めていないようだ。同社はCES2020において新しいE-inkスマートフォンを披露、一部スペックが伝えられている。
ONYX、新たなE-inkスマートフォン開発中
まだ名前もないONYXのE-inkスマートフォンは試作機として公開されており、スペックシートも用意されていない。同デバイスを報じたNotebook Italiaによれば次のような仕様になっている。
- 5.8インチE-inkディスプレイ
- ARMベースSoC
- USB Type-C
- 指紋リーダー
- Wi-Fi / 4G LTE / Bluetooth
OSはAndroid 9.0 PieでPlay Storeをプリインストールしているが、E-inkディスプレイはリフレッシュレートが遅く、タブクルでE-inkタブレットを試したときも実用的とは言えなかったことからテキストベースのアプリが使えたら良い程度だろう。海外メディアではGoogleがPlay Storeを許可するかどうかという話にも触れられていた。
この問題を解決するため、ONYXは4つのリフレッシュスピードを用意しているようだ。
- ノーマルモード
- スピードモード
- A2モード
- Xモード
同デバイスをレビューしているNotebook Italiaの動画で、上記のモードは試されていないがパーツとデザインが同じになりつつあるスマートフォンの中でONYXの試みは興味深い。
E-inkは省電力なため、モバイルルーターをメインとしたスマートフォンで登場してくれたら有難い。
このE-inkスマートフォンに関して、価格やリリース予定といった情報は用意されていないため、披露された試作機が世に出ない可能性もある。それでも今後が楽しみになる端末と言えそうだ。